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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
なぜ日本人は戦前を否定するのか? なぜ「歴史」を社会科で教えるのか?
日本人に天皇は必要なのか? ----六〇年前の敗戦をきっかけに、明治も江戸も古代までも全否定する奇妙な歴史観が、この国を支配してきた。
しかし、近現代世界はいま大きく変動している。
戦争の真実を物語る史料も公開されはじめた。
「この国のかたち」を描くために、私たちはいま何をすべきか。
まず第一に、日本を考えるにあたってすべての「結節点」である「あの戦争」の意味を考えないわけにはゆかない。
次に、「終戦」という嘘、「自主憲法」という嘘、「憲法九条が平和を守った」という嘘、「戦後の民主化が高度成長を促した」という嘘、「国際化」とい嘘......積み重ねられた「戦後の嘘」を打ち捨てなければならない。
さらに、「天皇」と「心」を日本文明の核心として捉えることで、日本人のアイデンティティを、真正面から問いなおさなければならないのである。
■内容(「BOOK」データベースより)■
なぜ日本人は戦前を否定するのか?なぜ「歴史」を社会科で教えるのか?
日本人が天皇を必要とする理由は?―六〇年前の敗戦をきっかけに、明治も江戸も古代までも全否定する奇妙な歴史観が、この国を支配してきた。
しかし、近現代世界はいま大きく変動している。戦争の真実を物語る機密文書も公開されはじめた。
「この国のかたち」を描くために、私たちはいま何をすべきか。
積み重ねられた「戦後の嘘」を打ち捨て、日本文明の核心を捉えることで、日本人のアイデンティティを真正面から問う。
■内容(「MARC」データベースより)■
60年前の敗戦以来、戦前を否定する奇妙な歴史観に支配されてきた日本。
近現代世界が大きく変動している今、積み重ねられた「戦後の嘘」を打ち捨て、日本文明の核心を捉えることで、日本人のアイデンティティを問う一冊。
【読んだ理由】
題名をみて、日本人として読まねばと思った。
【印象に残った一行】
『アメリカによる初期の対日占領政策は、終戦時に国務、陸軍、海軍三省合同で作成した文書「日本降伏後における米国の初期の対日方針」に明らかですが、それは一言で言えば、日本が再び「米国の脅威」にならないよう、徹底的に日本という国の弱体化を図ることにありました、このことは、確たる文書資料にはっきりと書かれているから、間違いのないところです。
「日本弱体化」の要になった政策は何だったのでしょうか。「非軍事化」と「民主化」?たしかに、彼らはそう言ってきたし、戦後の学校教育でもそう教えてきました。でも、それは「付け足し」のようなものです。アメリカによる対日占領政策の最重要課題は、何よりも日本人を精神的に弱体化させること、すなわち、日本人から歴史とアイデンティティを奪うことにあったのです。このことは、今日すべての日本人がはっきりと受け止める必要があります。』
『戦後の日本は、明らかに、「国栄えて文明(心)滅ぶ」の方向で進んできてしまいました。それは日本の場合、必ず国自体の衰亡につながるのです。われわれ日本の革新は何かということを見失った危うい繁栄。その結果、この国の文明力は衰退し、ひいては、一国一文明の宿命として、決定的な国力の衰退を招いてしまうのです。そういう意味では「「一国一文明」という特異な文明に生きることは、まことに厳しい宿命ともいえます。
しかし、和魂(心の美意識)さえ堅持すれば、この国には限りない可能性が秘められているのです。この文明の維持・強化がそのまま真の国力の強化につながる。それが、この国の「宿命」であり「希望」でもあるのです。文明の維持・強化がそのまま、この国の発展にすぐさまつながる。この世界にまれな文明と国家のあり方は、実に大変幸運なことでもあります。「宿命」の厳しさと共に、そのことを誇りに思い、われわれ自身が、この島(やまと)に、足を踏ん張って日夜頑張り、世界に立ってゆかねばばりません。
日本にうまれてきてよかった。この幸せを素直に--素直という言葉はまさに日本人の心に強く響きます--喜んで、新しい日本を心を一つにして築いていきたいものです。』
【コメント】
日本人として、世界に中でアイデンティティを持って生きていくために、是非ともこの一冊は皆さんに読んでもらいたい、お奨めの本です。
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