![]() | 美しい日本語と正しい敬語が身に付く本 (日経ホームマガジン 日経おとなのOFF) |
クリエーター情報なし | |
日経BP社 |
◆内容紹介◆
日々何気なく使っている言葉も、言葉巧みに使いこなせれば、教養の深さやセンスの良さを感じさせられる半面、一歩間違えれば非常識とのレッテルを張られかねない。
うっかりミスや恥ずかしい間違いをなくし、美文家の文章からその極意を学ぶ。
一目置かれる言葉のセンスが身に付く日本語や敬語の入門書。
【主な内容】
◆無意識に使っている「日本語」の間違い
◆おとなの語彙力ドリル
読めないでは済まされない漢字、うっかり間違えやすい漢字、
意味を取り違えやすい要注意フレーズ、一文字違いで恥をかく四文字熟語
◆敬語の達人になる「10の法則」
◆ホテルオークラ東京に学ぶスマート敬語実戦講座
◆恥をかかないビジネス敬語
◆取引先や上司を怒らせる「禁断の一言」集
◆C級若者言葉にご用心!
◆分かりやすい文章の達人になる
◆美しい日本の言葉
◆おとなの“メール日本語”
◆声に出して読みたい『古事記』
◆近代文学の名文
【読んだ理由】
題名にひかれて。
【印象に残った一行】
いい年して恥ずかしい「漢字」の読み違え
他人事、一日の長、古文書、凡例、相殺、重複、一段落、粗利益、角地、疾病
乳離れ、年俸、発足、早急、異名、大舞台、出生率、刺客、出納、礼賛
ホテルオークラ東京「言葉遣いの基本」
基本1 単語止めで話を終わらせない
基本2 「が」止めで話をおわらせない
基本3 安易にカタカナの言葉を使わない
基本4 熟語はあまり使わず、平易な話し言葉を使う
基本5 相手の使った言葉は別の言葉に置き換えない
【コメント】
読んでいて、特に私が恥ずかしさを感じたのは以下の二点。
その一 休みの許可は会社から与えられているので、社員同士で「お休みを頂きます」とうのはよいが、社外の人に言うのはおかしい。「本日、田中は休みでございます」と言うべき、社員お休みに「お」を付けて社外に伝えるのも避ける。
その二 ×お体、ご自愛下さい
○ご自愛下さい(「自愛」は体を大切にすること)重複表現
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