![]() | 風と共に去りぬ (3)マーガレット・ミッチェル,大久保 康雄,竹内 道之助,Margaret Mitchell新潮社このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆出版社からの内容紹介◆
妻エレンの死と北軍の略奪に打撃を受けて廃人同様となった父のかわりに、スカーレットはタラ農園再建のため自らを鞭打った。
時代も変わったが、それ以上に彼女自身が変貌した。
持前の勝気でたび重なる苦難を乗りきったものの、敗戦後の莫大な税金にタラを手放さなければならないと知って、彼女は獄中のバトラーを訪ねて、借財とひきかえに自分の肉体を提供しようと申し出た―。
◆著者◆
(1900-1949)1900年アメリカ・ジョージア州アトランタ生まれ。アトランタで生まれ、アトランタで育ち、アトランタで結婚し(1925年、ジョン・R・マーシュと)、アトランタで小説を書き、そこで終生暮らした。
『風と共に去りぬ』ただ一作を残したのみで1949年8月16日、アトランタ街頭で自動車事故により夭折。享年49歳。
【読んだ理由】
「読んでおきたい世界の名著」(三浦朱門編)を読んで。
【印象に残った一行】
彼女は人生を傍観することができなかった。彼女は生きていかなければならなかった。かりに彼女が荒々しい人生を微笑をもってごまかして通ろうとしても、人生のほうが、彼女にたいして、あまりにも残酷であり、あまりにも敵意がありすぎた。人々の優雅さ、勇気、毅然とした誇りを、スカーレットは認めなかった。事実を目の前に見ながら、それでもなお微笑し、これに直面することをこばむ愚かな頑固さだけを、彼女は彼らのなかに見た。
【コメント】
敗戦により、すべて南部の栄光が風と共に去ってしまい、いよいよスカーレットの本領発揮。
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3/10から仕事に復帰しました。
いい機会になりました。
あれこれと手を出すところですが、
大作だけはなかなか手をつけられ
ません..(笑)。
何しろペースが遅いですからねぇ。
先日も、手には取りましたが、先
のことを考えてやめました。
書名は違いますけど..。
大作?対策?
先日手に取られたの何でしょうか?
気になりますね。