日本男道記

ある日本男子の生き様

心の荷物をおろす108の智恵

2009年04月11日 | 読書日記
心の荷物をおろす108の智恵
川村 妙慶
講談社

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【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
「死にたい」「口うるさい母親を殺したい」など壮絶な悩みから、「不倫」「恋人にふられた」「就職活動がうまくいかない」など、日常生活における様々な悩みまで、 毎日200通以上の悩みメールが殺到し、一つひとつ返事をする女性僧侶・川村妙慶氏。 本書は、その悩みメールのQ&Aや、もっと多くの人を救いたいという思いではじめたブログ「日替わり法話」から、心にしみる108話を厳選し掲載。心の荷物がすっと軽くなる妙慶氏の言葉で、仕事・恋愛・家庭問題に悩む老若男女が救われている。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
一日約6万アクセス、一日約200通のお悩みメールが殺到する女性僧侶・川村妙慶さん。本書はブログ「日替わり法話」と、妙慶さんのもとに届く「お悩み相談」の内容を読みやすくまとめました。

◆カバーの折り返し◆
できない自分を責めないでください。
逃げてしまう自分を大切にしてください。
あなたが生まれたことには、大きな意味があるのです。
暗闇という穴に、自分から入らないでほしいのです。
絶望とは、希望が絶たれることではありません。
むしろ希望のはじまりなのです。

◆著者◆
1964年福岡生まれ。真宗大谷派僧侶(京都・正念寺坊守)、アナウンサー、華道家と3つの顔をもつ。「仏教の教えをわかりやすく」と、メディアでたびたび紹介され話題のブログ「日替わり法話」は一日約6万アクセス。また、老若男女問わず「仕事」「不倫」「いじめ」など一日約200通のお悩みメールが殺到。仕事の合間や深夜など一つひとつに向きあい返事をし、ときに人の命を助け、人生に悩む人と向き合う。また、生活の中の身近なテーマを語る法話で日本全国を飛びまわる。著者HP川村妙慶のロココスタイル

【読んだ理由】
題名と著者にひかれて。

【印象に残った一行】
「戦」という字と、「我」という字の右側を見てください。「戈(ほこという武器)」という、人を傷つける字がついています。つねに自分を都合よく守りながら、他人を攻撃しているのが「我」なのです。「私の大変だけど、あの人も大変」と、自分も他人も認めていきましょう。

「私は良いことをしているのに、何故わからないの?」
こうした主張ほど、よく争いの原因になるものです。
しかし、「相手のためによかれと思ったこと」が本当に良いことだとは限りません。
また、「良いことをしている」という気持ちが強すぎると、相手もしんどくなるものです。だからこそ、「これは相手にとって必要なことかな」という問いかけがたいせつなのですね。

【コメント】
軽いタッチで書かれているが、心にずしりと響く。

 


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