日本男道記

ある日本男子の生き様

今夜は眠れない

2005年12月08日 | 読書日記
今夜は眠れない

角川書店

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【ストーリー】
母さんと父さんは今年で結婚十五年目、僕は中学一年生でサッカー部員。
そんなごく普通の平和な我が家に、ある日突然、暗雲がたちこめた。“放浪の相場師”とよばれた人物が母さんに五億円もの財産を遺贈したのだ。
お隣さんや同級生は態度がかわり、見ず知らずのおかしな人たちからは脅迫電話があり、おまけに母さんの過去を疑う父さんは家出をし…。
相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?こわれかけた家族の絆を取り戻すため、僕は親友で将棋部のエースの島崎と真相究明の調査にのりだした。

【読んだ理由】
ある人に紹介されて。

【印象に残った一行】
「いいかね。死んだ人間がよみがえって現れたら、誰だって――生前どれほどその人間を愛してた者だって、驚いて恐れるよ。だから、死ぬということは哀しいんだ。だからみんな、死を恐れる。それは、忘れられてしまうということだからね」




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