日本男道記

ある日本男子の生き様

父子草

2006年08月25日 | 洋楽ヒットソング
映画名   父子草
製作年   1967年
製作国   日本
上映時間  90分
監督    丸山誠治
脚本    木下恵介
音楽    木下忠司
出演    渥美 清、淡路恵子、石立鉄男、星由里子、大辻伺郎、渥美清、浜村純
一口紹介 
『心に傷を負った初老の男とアルバイトをしながら大学を目指す予備校生の心の交流を描く木下惠介一流の人間ドラマ。』
あらすじ
『ガード下におでん屋を出している竹子は、初老に近い土工風の男平井義太郎の、どこか淋し気でいて、鼻ッぱしらの強い、気ップのよさに興味を持っていた。或る日、常連の若い客、西村茂と義太郎は、些細なことから喧嘩になったが、若い西村に敵うはずはなかった。それから、毎晩、西村に相撲で挑戦する義太郎だったが、それというのも、波がシベリヤで捕虜生活を終え、故郷に帰還したのだが、彼がすでに戦死してしまっていると思った彼の妻は、弟と再婚してしまっていた。妻と弟の生活を考えた義太郎は進んで身を退いたのだったが、妻の手許に残してきた息子を、西村にみたてているのであった。そんなある日、西村の恋人美代子と竹子から、西村が昼は予備校、夜はアルバイトのため、身心共に疲労し病に倒れたと聞かされた。早速、見舞にかけつけた義太郎は、生活の苦しさに大学受験を止めようとする西村を、心からしった激励するのだった。そして義太郎は竹子に、西村の学費と言って、金を渡すと、雪の東北飯場に出かけて行った。工事現場での義太郎の仕事振りは一段と熱が入り、気前のよかった彼がケチになった。好きな酒も止めて、黙々と飯場を廻っていった。そしてその度に金が西村の許に届いた。そんな義太郎の態度に、竹子は、植木鉢に父子草の種を植え、その花の咲くのを待った。父子草の花の咲く頃、義太郎が東京に帰ってくるはずであった。やがて三月下旬、義太郎がひょっこり竹子の前に現われた。ちょう度、西村の受験発表の日だったが、西村は合格していた。義太郎、西村、竹子、美代子と揃って祝盃があげられた。食台の上では父子草の鉢植がすっかり咲き揃っていた。』
コメント  
『子供のころ、東芝日曜劇場でTV版を涙を流しながら見た記憶があり、もしやと思い見たらやはり同じストリィーの映画であった。渥美 清はじめ個性的な今は懐かしい俳優さんの演技も素晴らしく、やはり涙した。』
見た日  2006/08/23 衛星劇場




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