日本男道記

ある日本男子の生き様

海鳴り〈上〉

2009年03月03日 | 読書日記
海鳴り〈上〉 (文春文庫)
藤沢 周平
文藝春秋

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【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
心通じぬ妻、跡取り息子の放蕩、闇のように冷える家。
あとの半生は老い朽ちるだけなのか。
老いゆく日々の、あてどない男のこころ。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
はじめて白髪を見つけたのは、いくつのときだったろう。
骨身をけずり、果てにむかえた四十の坂。
残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。
…家は闇のように冷えている。
心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。
紙商・小野屋新兵衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみおこうに、果せぬ想いをよせてゆく。世話物の名品。

【読んだ理由】
「蝉しぐれ」に続く藤沢周平作品。

【コメント】
人生五十年時代の晩年の四十歳を迎えた男の生き様が描かれている。
我が人生と重ね合わさる部分もあり・・・・。

 


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