日本男道記

ある日本男子の生き様

凛として―日本人の生き方

2005年06月30日 | 読書日記
凛として―日本人の生き方

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「バブル経済崩壊後日本人はすっかり自信を失ってしまった。経済で一番になるという目標が絶たれて、途方にくれているといってもいいだろう。加えて、心を凍らせるような凶悪事件の続発、少子高齢化進行による年金不安・・・。世界有数の豊かな生活を享受しながら、私たちの頭上に垂れ込める灰色の雲は厚くなるばかりだ。この閉塞感を打ち破るには、何が必要なのだろうか。政治家の指導力?企業の奮闘?
そう、多くの日本人は気づき始めている。解決の糸口は、私たち一人ひとりの生き方にしかないことを。」(本文まえがきより)との視座から「隠れた偉人」を発掘してサンケイ新聞の連載企画で取り上げられた三十五人の中から十二人が本書では取り上げられている。カンボジアに舞った一厘の桜「中田厚仁」さんから国民歌手の真実「三波春夫」さんまで幅広い分野から一つのことに凄まじい執念を持って「凛として」生きた日本人の姿が描かれている。人生の晩年を迎えるわが身であるが、わが人生の枢軸は何だったのであろうか?
「凛」とは辞書によれば、「態度などがひきしまっているさま。りりしいさま。」


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