ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

やっぱりハズレだったか…

2019-06-20 22:26:48 | スポーツ
6月20日。
東京オリンピックのチケット抽選結果について、公表される日だ。
朝からのニュース等で、「ホームページに結果が出ているが、1時間以上の待ち時間がある、」などと放送されていた。
ただし、登録したメールでも、夕方までに抽選結果の連絡が来るという。

それなら、無理しなくてもいいや。
連絡メールが来るまで待つことにしよう。
そう決めた。

昼に、登録したパソコンメールを開いてみた。
[東京2020オリンピック / Olympic Games Tokyo 2020]チケット抽選結果のお知らせ
…という項目のメールがあった。

おお、もう届いているではないか。
どれどれ…???

東京2020オリンピック観戦チケットの抽選に申込いただきありがとうございます。
厳正なる抽選を行いました結果、誠に残念ながら、申込いただいたチケットをご用意することができませんでした。(以下略)


ありゃまあ、ハズレですか!!
残念!!

3種目の抽選に申し込んだのだが、全部落選であった。
せっかくの56年ぶり2度目の東京オリンピックなのに。
まあ、仕方ないなあ。
やはり、オリンピックは、前回の東京オリンピック同様に、テレビで観戦することになりそうだ。
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突然の…地震!

2019-06-19 22:44:13 | 自然・季節
昨夜午後10時22分。
まだ日曜日の関川マラソン大会の疲れが完全にとれないから早めに休もう、と寝床に入って間もないときだった。
突然スマホが大きな警戒音を出してうなり始めた。
夜にはいささか大きすぎるその音に、いそいで画面を開いてみると、

これに近い画面が表示された。

緊急地震速報
 山形県で地震発生。強い揺れに備えて下さい。

…えっ? 山形県? 近いなあ。

そう思ってすぐに、下からズーンと縦揺れが一つきた。
続いて、横揺れが。
その横揺れは、すぐにはおさまらず少しずつ大きくなるようにも感じた。
…け、結構デカいかも…!
いた場所が2階だったせいもあって、揺れ方は強く大きく感じた。
そばの本棚が倒れてくるような気がして、そこを押さえ、揺れがおさまるのを待った。

揺れが弱まるのを待って、妻と娘に「大丈夫か?」と声をかけた。
「大丈夫。」という返答に、ほっとした。
地域の生活安全メールがスマホに送られてきたが、それによると「震度4」とのこと。
それよりも大きかったように感じたが…。

下に降り、まだ起きていた息子を合わせ、家族4人でテレビの地震についての報道を見守った。
村上市で震度6強、という放送が流れていた。
村上市は、10年余り前の大合併以来、非常に広い面積を持つ市となった。
震源に近い、県境の旧山北町の地域に被害が大きいのだろうと推測した。
津波注意報もあり、1mの津波がすぐ到達と出ていた。
やがて、各地の震度情報が出たが、いわき市等太平洋側でも震度4だったという情報に、いやあそれならこちらは震度5弱くらいはあったはずだと思ってしまった。

ふと目を上げると、茶の間の掛け時計が止まっていた。

最近2,3分進んでいたので、止まったのは地震の起きた時なのだろうと思った。
わが家の地震による被害(?)は、幸いこれだけだった。

1時間近くテレビでの情報を得ていたが、どうやら人命にかかわるほど大きな影響はなかったようで、ホッとした。
津波も起こったが、弱いものだったので被害が出ず、何よりだった。
夜中の1時過ぎに津波注意報も解除され、とりあえず本格的に寝ることにした。

今回の教訓は、こうした緊急の災害に対した備えが、家ではおろそかになっていたと気付かされたことだ。
東日本大震災以来、防災に関する意識は高まっていたはずだったが、いつのまにかまた薄れていたことを改めて教えてもらったような気がした。
家では、非常持ち出し袋の点検や非常用具の使用の可不可の確認などを、今ひとたび行っておいた。

6月。奇しくも55年前に新潟地震があったのと同じ月だった。
油断せず、危機管理意識をもって過ごしたいものだ。
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瓢湖 あやめがきれいだったが、今でも白鳥が…!?

2019-06-18 20:24:01 | お出かけ

6月も半ばを過ぎ、この季節の花というと、あじさいよりひと足早くあやめが満開を迎えて咲いている。

この辺だと、新発田市のいじみの公園のあやめが有名なのだが、それ以外の場所でもよく咲いている。
先日、阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)のあやめを見に行って来た。

阿賀野市の瓢湖といえば、今から3年前、ご当地ソングの女王水森かおりが、紅白でも歌った「越後水原」の舞台になっている。

瓢湖脇のあやめ園の周囲には、大きなこいのぼりがはためいていた。

これらは、子どもたちや職場など様々なグループが着色して制作したものらしい。

さて、あやめである。
あやめも、よく見ていくと、花びらの表面の模様が複雑で面白い。

様々な種類のあやめがあったのだが、名前はいちいち覚えていない。

でも、種類が豊富なのは、見ていて楽しい。

瓢湖といえば、白鳥の飛来地として有名である。
「白鳥おじさん」がいて、白鳥を餌付けした話は有名だ。
今はもう梅雨の時期なので、白鳥は関係ない時期だと思っていた。
だが、……!!?
いるじゃないか、白鳥が!!。

けがをしているとか何らかの理由で北に帰らず、暑い日本で夏を過ごす白鳥たち。
数は、10数羽に上る。
夏は暑いだろうなあ、なにせ全身に羽毛をまとっているのだから…!??

瓢湖は、冬の白鳥、というイメージが強いが、春は桜、初夏はあやめ、夏はハスなどの花が周囲を彩っている。
今回は、あやめも、白鳥も(?)、両方を楽しんできたよ。
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雨ニモマケズ、、風ニモマケズ…第46回関川マラソン大会(2;最終)

2019-06-17 08:53:26 | RUN
「UP&DOWN」を自称する関川マラソンの真骨頂は、12kmから丸山大橋手前までの上りの急坂だ。
われながら進歩したなあと思うのは、去年も今年も、速くはないがこの急坂で足を止めずに走っていけるようになったことだ。
12km種目に参加して初めてこの坂を上ったときからずっと、ここでは苦しくなって足が止まってしまっていた。
それが、走り切れるようになった。
その自分の走力の進歩がうれしい。

丸山大橋から写真を1枚撮ってみたが、今日は下界がかすんで見えた。

この後は、急坂の下り坂。
降った雨水が流れているところが多く、もう靴はぐちょぐちょ。
ここで2人の女性ランナーに抜かれた。

それでも高瀬温泉街を抜けて残り5キロ、湯沢の坂を上って残り4キロとなると、足に力が戻ってきた。
のこり3,4kmというのは、いつも走っている時に少しスピードを上げて走れる距離だ。
だから、腕を振って少し速く走るようにしていった。
すると、何人か抜いて行くことができた。
さっきの女性ランナーたちをも抜き返すことができた。

ラストの2㎞の土手の直線路は、若い人に抜かれた後で、ロングスパートの練習と思い、その背中を追いかけるようにして、ペースが落ちないようにした。

その結果、ゴールに飛び込むと、1時間50分を数秒切ることができた。
これは、去年の記録を上回る1時間49分台だった。
105人の60歳男子の中で、その上位5分の1に入ることができた。
納得のいく、満足できるレースとなった。
それは、記録としては白根ハーフマラソンよりも悪いけれども、この悪天候の中でしっかり完走できたことが何よりよかったと思う。

【雨の中がんばったランナーたちが帰ってくる】
新潟ハーフマラソンで自分の力を出し切った感のある自分としては、こんな悪条件の下でも1時間50分ほどでハーフを完走できるようになっているということは、自信になった。
ラストのゴールまで、少し速いペースで走れたので、今年は最後に後ろからたくさんのランナーに抜かれることはなかった。


また、別の面から振り返ってみると、特筆すべきことは、たくさんの役員やボランティアの方たちが、雨風に吹かれながら私たちランナーを支えてくれていたことが、一番うれしいことだったかもしれない。
こんなに風も雨も強いのに、「がんばれ」と声をかけてくれるおばあちゃんたちがなんとたくさんいたことだろう。
給水所では、家の人と一緒に(?)紙コップにドリンクを入れたり手渡したりしている姿や捨てられた紙コップを集めたりする子どもたちの姿も、たくさん見かけた。
ランナーのためにがんばってくれている人たちの姿を、こんなにありがたいと思ったことは久方ぶりであった。
自分としても、応援の声を出してくれる人や、ランナーのために仕事をしてくれる人たちに、可能な限り「ありがとうございます」の声を返したつもりだった。

関川マラソン大会にかかわっていたたくさんの皆さん、おかげで、気持ちよくハーフマラソンを完走することができました。
本当に、ありがとうございました。


【今年もおにぎりと山菜汁をいただきました】
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雨ニモマケズ、風ニモマケズ…第46回関川マラソン大会(1)

2019-06-16 20:35:23 | RUN

何でこんな風雨の中を走ってんのかなあ。
強い向かい風と雨をまともに受けながら、何度もそう思った。

今日は、関川マラソン大会。
数日前からすでに荒天が予想されていた。
だから、大会のホームページには、前日の昨日は、
「明日の大会についてのお知らせ
現在、雨は降っていませんが風は強いです。
明日は雨天の予報ですが実施の予定です。」
今朝は、6時前に、
「本日の大会について
本日の大会は予定通り開催します。」

と、念を押すように、連日発表されていた。
多少の天候に動じずに大会を開催するという大会本部の強い意志がうかがえた。
だが、夜中あるいは明け方の強い雨音に、本当かなあと思ったりもした。

後でコンディションを調べてみたが、
気温  18℃。
天気  雨。
降水量 12~15mm/時間。
風速  4~5m。

車に乗って会場に近づくと、雨風の中で誘導を行う駐車場の係員が一生懸命動いていた。
こんな大変なコンディションの中、強い風雨に打たれながら仕事をするのは大変だ。


ふれあいど~むで受付を済ませてから、最終的な悪天候対策をいくつか整えた。

雨にぬれ、風に吹かれると、体が冷えやすい。
その1:ふくらはぎソックスを使って、足の冷えを防ぐ。
その2:アームカバーを両腕に付けて、腕の冷えを抑える。
その3:大きなポリ袋を切って、首を通す穴をあけ、両腕を出すところを作って、上半身に着用する。

ふれあいど~むから移動して、出発点近くの村役場の建物で雨宿りをしていても、体が冷えてくるのが分かる。

上記3つの対策をしてよかったと思った。
その後、スタートのために整列して雨に打たれているときや、

スタート後に風雨にさらされながら走っているときに、特にポリ袋の雨具は有効だなあと思った。
軽いし、雨風をしのぐだけでなく、体熱を逃がさない。
初めて使ってみたが、今後も、必要によって簡単に作り着用しようと思った。


さて、走り出してみると、風雨の強さは時折想像したものを超えていた。
それゆえに、冒頭のような思いを抱いたのであった。

何でこんな風雨の中を走ってんのかなあ…。

大石の折り返し点のある7kmくらいまでのところは、もともとゆるやかな上り坂なのだが、今回は強い雨と風が走る気力を奪っていた。
だけれど、折り返せば追い風になり下り坂になるはずだと、そうなることを願いながら走っていた。

折り返してきた人の中にSNさんがいた。
先月は白根で一緒に走ったが、最後には圧倒的に差をつけられた。
今日も、私よりも30秒くらい前にいた。
声をかけると、「難儀だ。体が重い。」と言っていた。

折り返すと、期待どおり追い風になりだいぶ楽になった。
来た時よりも1kmで20秒くらい早く走ることができた。
そのため、10km近くでSNさんに追いつくことができたが、彼は本当に不調そうだった。
「12kmで棄権しようかと思っている。」
という彼に、
「じゃあ、先に行くけど、(いつものレースのように)また後で抜いてよね。」
そう言いながら彼の前に出た。
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今季初の連勝!

2019-06-15 23:10:11 | アルビレックス新潟

今日は、ホーム栃木戦。
久しぶりにホーム戦で勝った。
今季初めての連勝である。
今季初めて連勝できたようなチームが、「J1昇格」を目標にしているなんて本当は言えないのじゃないか?
などと、意地悪く言う人もいるだろう。
だが、勝つことがやはり一番だと思う。
チームが勝つことによって、選手たちに自信も生まれる。
自信が強まっていくと、さらに力が発揮され、よいプレーが生まれる。
そんな期待がもてる。

今日は、新商品の発売だとか、勝った場合はスタジアムを暗くしてその新商品を使って盛り上げるだとか、前宣伝をしていたけれど、勝たなければどうしようもない。

新商品を買いたくなるのも、チームが勝ってからのものだろう。
今日は、その点からいえば、買って(勝って)よかったなあ、と思う人が多くいただろうなあと思う。
勝利に勝るものはない。
今日はそのことを実感した。

試合で、ずっとボールを支配するのは新潟だった。
栃木はJ2の下位に低迷しているが、試合を見ると、守備意識がしっかりしているなあという印象を持った。
しかし、ブラジル人選手を4人並べた新潟には、ボール扱いや身のこなしに余裕があった。
だから、そのことが、後半になって、2枚目のイエローカードで相手DFが退場になったり、PKをもらったりすることにつながっていたように見えた。

相手が一人少なくなってからは、油断さえなければ大丈夫とは思ったが、油断から逆転されたり危うい試合にしてしまったりというのは今までたっぷり見せられていた。
だから、無事に2-0で勝利して安堵した。


試合後は、場内が暗くなり、新商品のライトを光らせて勝利を喜び合うサポーターや選手たちの姿が見られた。


ヒーローインタビューは、2点目を入れたフランシス。

次節もその次もアウエーでの戦いが続く。
この勝利で勢いを得て、このまま連勝街道を進んで行きたいものだ。
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日曜日は関川マラソンなのだが…

2019-06-14 22:08:30 | RUN
今度の日曜日は、関川マラソン大会がある。
今年もハーフマラソンにエントリーした。

先日、ゼッケンと安全ピンが送られてきた。
それ以外に送付されてきたものが、参加者への連絡が書かれた1枚の紙。
そして、なぜか「たいない高原マラソン」のリーフレット…!?

透明な袋に入っていたから、これも郵送費の削減等、いろいろ考えられたものなのだろう。

6月の第3日曜日、ということで例年むしむしとして暑い陽射しの中で行われることが多かった。
寒さよりも暑さに弱い私は、この大会では体力を消耗してしまいゴールするのがやっとということが多かった。
そのために、去年初めて2時間を切って走れたという苦しい大会である。
今年も、なんとか12kmの急坂を歩かずに走り切り、去年同様の記録でゴールできれば、と思っていたところである。

ところが、天気予報は、土・日は大荒れだそうである。
週末は降水確率80%。
雨が降り、強雨や暴風、高波など荒れた天気に要警戒、とのこと。
コースは山がちなところも走るし、天候が悪いと厳しい。

今年の私は、2月のいわきサンシャインマラソン大会が中止になったという経験をもつ。
だから、また悪天候で中止というのは勘弁してほしいものだ。

さて、日曜日、どうなるかなあ?
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冬鳥越スキーガーデンにバラを見に行く

2019-06-13 21:43:56 | お出かけ

加茂市長谷にある、冬鳥越スキーガーデンに出かけた。
さすがに6月だからスキーができる訳ではない。
ここは、6月上旬は、バラ園のバラが見ごろを迎えるのだ。
園内には、約150種2700本が植えられているのだそうだ。
もらった「バラ園品種一覧表」には、153種のバラの名前が載っていた。

ツルバラでは、
「アンジェラ」

「春風」

が花が多くきれいだった。

紫色の「ブルームーン」

なんていうのもあったし、
様々な色が混ざった「錦」

というのもきれいだと思った。


さて、この冬鳥越にバラを見に来たのは、いったい何回目だろう?
4回目くらいかなと思ったが、実に久しぶりで7~8年前以来だ。
久しぶりに来られたのは、夫婦だけでなく娘も連れて来られるようになったからだ。
出かけられるようになったのも、娘の状態がだいぶ落ち着いているようになったから。
以前は、あまり知らない場所へ行くのは刺激が大きいからやめた方がいいと言っていた主治医からも、出かけても差し支えがないだろうと言われてから、久しい。
家から車で1時間以上かかるのだが、当然とはいえ、行き帰りとも娘の体調不良は起こらなかった。
ただ、娘と私は、それぞれ2か所ほど指や腕にぽちっと腫れができ、かゆくなった。
どうやら、ブユに食われたらしい。
きれいなバラにはとげがある、
というが、今回は、
きれいなバラ園にはブユがいた、
ということらしい。
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あっぱれ、吉田輝星! あっぱれ、日本ハム球団!

2019-06-12 22:39:42 | スポーツ
今夜の日本ハム―広島戦で、昨秋ドラフト1位の18歳、吉田輝星投手が初登板・初先発した。

初回からさっそくピンチを迎える。
先頭打者の長野にききなりヒットを打たれ、次の菊池には粘られた。
9球目にライト前にファウルフライを打たれ、やれやれだと思ったら、その打球を二塁手と右翼手が譲り合って、取れずにファウル。
10球目に外して、四球。
いきなり無死1,2塁のピンチ。
この後、一死満塁とさらにピンチは続いた。
しかし、ここで迎えた5番打者を3球三振に取れるのだから大したものだ。
次の6番打者には、5球目・6球目には帽子を飛ばして熱投し、7球目でサードゴロに打ち取り、初登板の初回のピンチを切り抜けた。
すると、その裏の日ハムの攻撃では、先ほどフライを取れなかった大田がソロホームランを打って先制した。
2回には2死をとってから、ヒットを打たれ、長野に再びの安打(2塁打)を打たれ、同点に追いつかれてしまった。
しかし、次打者をショートゴロに打ち取り、1点で切り抜けた。
日ハムは、その裏、勝ち越し点を奪い、2-1と再びリードした。
吉田は、3回には三者凡退、4回には2死から2塁打を打たれたが、0点に抑えた。
そして、5回には、2安打の長野をおさえ、三者凡退におさえ、責任回数の5回を投げ終えた。

5回 打者21 人に84球を投げ、被安打4、奪三振4、与四球2、失点1(自責点1)。
なかなかいい投球内容である。
特に、ただでさえ緊張する1回に、大きなピンチを切り抜けたあたり、大したものだ。
危機を迎えた時の方がスイッチが入るというか、いい球が行っていた。
しかも、ストレートで真っ向勝負している場面が多かった。
このあたりに大物の風格が漂う。
後続の投手が反撃を抑え、吉田輝星は、初登板初勝利を挙げ、ヒーローとなった。

思えば、彼は、去年の夏の甲子園大会を一人で投げ抜いて、秋田県の公立校金足農を決勝まで引き上げたのである。
それまで、そこまですごい投手としては注目されてはいなかった。
注目されて以降の活躍ぶりは本当に頼もしい。
あっぱれ、吉田輝星! である。

もう一つ、あっぱれ!をあげたいのは、日本ハム球団に対してである。
いつも、ドラフト1位で指名した高校野球の選手をうまく育てている。
中田、ダルビッシュ、大谷、清宮、そして吉田。
いずれも、期待どおり育てていると言える。

今回の吉田も、2軍では4回までしか投げていないとのこと。
普通は、他球団だと、もっと投げられるようにしてからとか、プロらしくなってからとか、慎重に育てようとすることが多い。
しかし、日本ハムだと、どのようにするとその選手の力を引き出せるかを考えながら起用し、自信と実力を育てているように思える。
おまけに、今日は、球場に観戦に来た観客に、吉田輝星初登板の証明書が印刷されたものを配るという、粋な計らいを行っている。
育成上手、商売上手だと感心する。
日本ハム球団にもあっぱれ!である。
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古書の始末

2019-06-11 22:23:12 | 「育」業
3月いっぱいで39年間勤めた職を完全に終えた。
この仕事をしている間、少しでも腕を上げよう、少しでも専門性を高めようと、毎月の給料から相当の金額を費やして専門書等を購入してきた。
最も多く購入していた頃には、毎月、多種類の教育雑誌の購入額だけでも1万円を超えていたし、それ以外にも専門書で1万円分くらいは買っていたものだった。
全部読んでいる時間など到底なかったが、自分の技量を少しでも高めようと熱心だった日々が懐かしい。
出張の帰りや休みの日などで出かけた時でも、大きな書店に立ち寄って買ってきたものも多かった。

なぜそこまでしていたか?
これは、決して法律で定められていたからではない。
たしかに、「教育公務員特例法」には、教員に対して「研修の義務」が定められている。
第21条に、「教育公務員は,その職責を遂行するために,絶えず研究と修養に努めなければならない。」と規定されているのだ。
だからといって、研修の義務が定められていても、月に何万円もつぎ込みなさいという訳ではない。
本の購入に金を使ったのは、やっぱり、自分が教えていることで、子どもたちに損をさせたくなかったから。
自分に力量が足りないと、ずっと思っていた。
自ら学ばないと向上しない、という考えで、本当にたくさんの本を買って学んできた。


この写真に見えるだけでも、
「自分が変われば組織も変わる」
「現場の変化が子どもを変える」
「民間校長、中学改革に挑む」
「説明しない授業の作り方が分かる算数の介入授業」
「先生が壊れていく」
…等々の書名が並んでいる。

非常にもったいないとは思うが、処分することにした。
とりあえず、こんなふうに段ボールに詰めたり、ひもで束ねたりして、車庫に運んでいる。

(「マンガ雑誌もあるじゃない」なんて野暮なことは言いっこなしにしてくださいな…。)

今日は、比較的新しい本を中心に、段ボール箱で3箱を荷物にして出した。
私の出身大学が、去年から「本棚募金プロジェクト」というのを行っている。
これに乗っかることにした。
この古書たちが業者によって買い取られたら、その金額が募金になるというものである。

自分の血肉となってくれた本たちとの別れはさびしいが、ほかの人の助けになるのならうれしいと思っている…。

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