ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

(負けを除けば)サッカー観戦ができる日常は、やはりいいなあ(^-^)

2020-09-20 19:56:00 | アルビレックス新潟

昨日の徳島戦は負けてしまったけれど、規制緩和を受けて、今年初めてデンカビッグスワンスタジアムに行った。
感染拡大防止のため、様々な措置がなされていたために、確かに昨季までとは違っていたけれど、それでも「近くにサッカーがある日常」を感じられて、うれしかった。

天気も良かったので、スタジアムが近づくと、銀傘が光って見えた。


Eゲート前広場は、催し物が少なく寂しい気もしたが、それでも試合を楽しみにして集まってくる人たちがいるじゃないか。


スタンドに座ってスタジアムを見ると、ピッチ内の緑がまぶしい。

この場所で、サッカーの試合が見られ、新潟の戦いぶりに心ときめくのだ。

今は、ビジター席は設けられていない。
ビジターチームを応援するためのユニフォームやグッズを身に着けて観戦することも許されてはいない。
ビジターチームである徳島を応援する人たちは、ほとんどいない。
四面楚歌である。
それなのに、徳島の選手たちは、練習に入場したとき、丁寧にもその四面(四方)に向きを変えて計4回お辞儀をした。
ああ、快いスポーツマンたちだなあ、と徳島の選手たちを思った。



そして、試合が始まると、選手たちのプレーの一挙手一投足に、目が釘付けになる。
ひいきにしている地元新潟の選手たちのプレーには、たくさんの拍手と思わず出てしまう歓声と時々もれてしまうタメイキで、応援をする。
自宅とは違う場内の一体感は、日常感じられないものだ。

試合が終わった後、戦った選手たちが、肩を落として場内を1周する。

思わず選手名を叫んだり、「次、がんばれ!」と声援を送ったりしたくなるが、今はそれはしてはいけない約束。

選手たちが一番悔しい。
出場した選手も、出場できなかった選手も、ベンチ入りすらしなかった選手たちも。
背中がそれを物語っている。

次の試合がんばってほしい。

でも、悔しいなあ…という気持ちを引きずりながら、車に乗り込む。
昨日は、いつも使っている遠い駐車場が閉鎖されていたので、出ようとする車が「密」になってしまい、なかなか出られなかった。
観戦者数は、7,888人だったそうだが、駐車場が混むくらい人はきたということ。
よしとしよう。

負けたけど、安全運転に気をつけて帰ろう、と意識しながら帰った。
久しぶりのサッカー観戦の気分は、たっぷり味わったのであった。
(負けた後の悔しさも、ね。)


【試合前に場内を回っていた、ビィくん。次も盛り上げ頼むよ!】
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恩をあだで…河田にやられた! ~ホーム徳島戦~

2020-09-19 20:10:39 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第20節、アルビレックス新潟対徳島ヴォルティス。

現在3位の徳島には、かつてアルビレックス新潟に在籍していた藤田征也、河田篤秀の2選手がいる。
2人ともよく走る選手だ。
だから、新潟のサポーターは、この2人は好みに入る選手だったと思う。
それゆえに、怖さもあることはよく知っていた。

新潟というチームは、かつて在籍していた選手に得点されるということがよくあった。
不思議なもので、選手たちが入れ替わっても、それが恒例行事(?)のようになっている。
今回は、特に河田選手はFWでもあり、徳島で2番目に得点の多い選手となっていたから、怖さがあった。
藤田は先発だったが、幸い、今日の試合では河田は先発ではなく、ベンチスタートだった。
しかし、選手紹介で藤田も河田も名前を呼ばれると、新潟のサポーターたちからも拍手が起こっていた。
それはやはり、チームのために一生懸命汗をかいてくれた、新潟のためによくがんばってくれたという評価があるからなのだろう。

試合は、ボールの保持時間は新潟が長いが、惜しいチャンスは徳島の方が多かった。
つまり、新潟の攻撃は徳島に読まれ防がれていたということだ。
いずれにせよ、先制点を取った方が勝ちそうだという雰囲気のまま試合は進んだ。
0-0の膠着状態が続いた。

81分、ついに出てきてほしくない徳島・河田が交代出場してきた。
89分を過ぎ、残り時間も短いし、この試合は引き分けかな?と思っていたら、徳島がボールを前に送り、右からゴール前にボールを蹴り込んだ。
そこに頭から飛び込んでボールをすらせた選手がいた。
河田だ!
そのボールは、コースを少し変え、ゴールに吸い込まれた。
ゴール!
徳島先制!
やっぱり河田かい!!?
河田に、恩をあだで返された!?

歯ぎしりしながら、そのあとの少ない時間での反撃に期待したが、アディショナルタイムの5分はあっという間に過ぎた。
0-1。

3位の徳島にも負けた。

徳島は、長崎を抜いて2位に上がった。
北九州は、首位を守っている。

次の水曜日の愛媛戦で、ちょうど今季の半分が終わる。
新潟は、首位とは勝ち点で15、2位とは11の差。
これは、厳しい。
何連勝もしないと、差はつまらない。
しかし、今季は2連勝が1度あるのみ。
後半戦では、上位チームのように連戦連勝が必要だ。
厳しい日程が続くが、前を向こう!

VAMOS NIIGATA !

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「わたしが正義について語るなら」(やなせたかし著;ポプラ新書)

2020-09-18 22:23:48 | 読む

小さい子ども向けのアニメだと思いつつ、アンパンマンのテレビ番組を見ることがある。
毎回ゲストのように出てくるキャラクターが豊富だなあと思う。
そして、定番の悪役ばいきんまんの出現も、その退場(?)の仕方も、決まってはいるのだが、見ていて案外あきない。

数年前のポプラ新書に、アンパンマンの作者やなせたかし氏の「わたしが正義について語るなら」というものがあった。
外側の帯の表側だけではなく、裏側にも、「正義」について、本書の内容にふれてあった。

正義はかっこよくない
正義はあやふやである
正義を行うのは弱い人だ
正義はある日突然逆転する
正義は悪人の中にもある
正義は感謝されない
正義でいばっているやつは嘘くさい
正義のための戦いなんてない
正義とは孤独だ
傷つくことなしには正義は行えない


こうしてみると、正義についてのことしか書いてないようだけれど、それだけではない。
やなせたかし氏が、幼いころからの自らの経験や戦争体験を含めて、知ってきたこと・得てきたことを、書いている。
とくに、アンパンマンの作者として、「正義」をどうとらえるかを語っている。
それで出てきているのが、冒頭に書いた、青字の部分である。

読んでいると、私自身の子どもの頃に味わったいやな経験や、この年まで生きてくる中で味わったことなどと重なる部分が多く、何度もうなずいてしまった。

アンパンマンの主題歌「アンパンマンのマーチ」の中に、「愛と勇気だけが友だちさ」という歌詞がある。
やなせ氏がここに込めた思いというのは、
戦うときは友だちをまきこんじゃいけない、戦うときは自分一人だと思わなくちゃいけないんだということだという。
お前も一緒に行けと道連れをつくるのはよくないとも言っている。

誰にだって良心と悪心があります。いつもは良心が悪心を抑制してるんですね。そのバランスが崩れて悪の方が強くなると悪い奴になる。

こんなふうに、やわらかい表現の中に、真実がこめられているなあと思うものが多かった。
このような真実が作者の心に流れているから、アンパンマンのキャラクターは豊かであり、愛くるしいのだろう。
やなせ氏が亡くなって7年になるが、キャラクターたちは、今日も元気に活躍している。
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スタジアム入場制限緩和を受けて

2020-09-17 21:37:21 | アルビレックス新潟
今季は、シーズンパスを持ちながら、まだスタジアムに行ってアルビレックス新潟の試合を見たことは、一度もない。
COVID-19 感染症の拡大によって、今までの観戦者5,000人制限の試合は、自重してきた。

政府のイベント開催制限の緩和によって、Jリーグが、9月19日(土)から観戦30%制限に入場者数を変更することを発表した。
アルビレックス新潟でも、9月19日(土)のJ2リーグ第20節・徳島ヴォルティス戦から、上記制限緩和を適用することを決定した。



徳島ヴォルティス戦でも、シーズンパスや年間駐車券が使えるというわけだ。
デンカビッグスワンスタジアムで30%制限なら、13,000人くらいはOKになる。
観戦者数も増えることだし、せっかくシーズンパスや年間駐車券を持っているのに使わないというのももったいない。
気をつけながら感染対策を行い、密を避ければ、大丈夫なのではないか。
今は、そう思うようになった。

土曜日の対戦相手、徳島ヴォルティスは、現在3位。
2年前に新潟に所属した河田篤秀も、去年徳島に移籍し活躍している。
対戦相手だから活躍してほしくはないが、姿は見たいとも思う。

せっかくシーズンパスを持っているのだから、スタジアムに行こう!

スタジアムに、今季初参戦!
いい試合、勝利を期待しよう。
今から楽しみだ!
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第12回いわきサンシャインマラソン大会の開催中止が決定

2020-09-16 20:01:09 | RUN


来年2月28日に予定されていた、第12回いわきサンシャインマラソン大会の開催中止が発表された。
上記のように、同大会は、これで3年連続の開催中止となる。

第10回大会が降雪のために中止となったことを受け、第11回大会は、従来よりも2週間遅い開催とし、雪の時期を避けるようにしていた。
ところが、第11回大会は、COVID-19 感染症の急速な拡大によって、開催を中止せざるをえなくなった。
もし、これが第10回までと同様に2月10日前後の開催であれば、きっと行うことができたはずだった。
なぜなら、その2週間に急速に感染が広がり、世間でもマラソン大会は大勢が集まるから感染の危険性が高いから中止すべきだというムードが一気に広がったのであった。

来年の第12回についても、感染症克服を考え、その開催日をさらに遅くして2月28日にまで延ばして配慮したはずであった。
しかしながら、現在の情勢を考えれば、開催中止はやむを得ない決定だと思う。
大会実行委員会事務局の方々にとって、断腸の思いかもしれない。


こうなってみると、第9回の大会に思い切って参加してよかったと思う。
亡母の故郷であるいわき市を走ることが、できた。

90歳を超える伯父や伯母、数多くいるいとこたちに、自分が走っている姿を見せることができた。
伯父や伯母、そして走る私にとっても、この大会を見て応援したり参加して走ったりするのは、ある意味、年齢との戦いでもある。
今年になって、私自身、体のあちこちの部位がいたんでいる。
再来年になってもフルマラソンに挑戦できるかどうかは、あやしい気もしている。

結局、一般の大会ができるようになるには、COVID-19 感染症をいつ乗り越えるか、どう乗り越えるかによるのだな、と思う。
私もそのほかの人々も含めてみんなが健康でないと、その日は来ませんよね…。


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「 あなたが受け取ったメッセージは何ですか?」

2020-09-15 22:20:45 | ひと
全米オープンテニスで、大坂なおみ選手が優勝した。
7枚用意したマスクを、勝ちあがるたびに1枚ずつ披露することによって、社会への問題提起を行った行動が大きな話題となった。

決勝での逆転勝利をはじめ、その戦いぶりも見事なものであった。
精神的にも成長した彼女の言動を見て聞いて、女王にふさわしい姿だと感動を覚えた。

最も印象に残ったのは、決勝直後の優勝者インタビューだ。
インタビュアーから、
「7回の試合で7枚のマスクを使いましたが、伝えたかったメッセージは何ですか?」
と聞かれたときの受け答えの言葉である。

「あなたが受け取ったメッセージは何ですか?「」

ガーンと来た。
自分の思いだけを一方的に話すのではなく、自分の思いが通じているかどうかを、インタビュアーを通して、全世界の人たちに自問させる言葉だった。

全米オープンの前の試合で発言した、
私はアスリートである前に黒人女性です。
という言葉にも、問題に対する彼女の覚悟が見えた気がしていたが、この数週間の一貫した言動に、毎日考えさせるものがあった。

彼女が私たちに突きつけていることは、黒人差別についてだけではない、と感じる。
人種差別だけでなく、私たちを取り巻く様々な差別について、「あなたはどう考えていますか?」ということを問いかけているように思えた。

私たちのまわりには、様々な偏見や差別の、人権を侵害する問題がある。
女性、子ども、高齢者、障害者、同和問題、外国人、刑を終えて出所した人等、感染症患者等、新潟水俣病被害者、北朝鮮による拉致被害者、犯罪被害者やその家族、インターネットによる人権侵害、…その他様々な人権問題。
そして最近では、COVID-19 感染症に関して、感染者や家族、感染者が発生した施設や会社、店舗等に加え、医療従事者やその家族にまで…。

大坂なおみ選手の訴えた人種差別、そして私たちを取り巻く様々な差別の問題。
こうしたことに他人ごととして目をつぶるのではなく、自分ごとととらえ直して、考えたり行動したりしていきたいと思う。
同じ人間として、一人一人が人として大切にすべきことを大切にして生きていきましょう。

「あなたが受け取ったメッセージは何ですか?」
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来年の村上市元旦マラソン大会も中止に

2020-09-14 20:37:18 | RUN
COVID-19 感染症の拡大によって、今年参加できたのは、1月1日に行われた「第65回村上市元旦マラソン大会」だけだった。
それ以降、参加を予定していたマラソン大会は、すべて中止。
参加費を納めて申し込んだものから納めていないものまで、すべて中止。

もっとも、毎年10月に行われる新潟シティマラソンは、「リモートチャレンジ」とか「10000mタイムトライアル」とかで、代替イベントは行うことになっている。
だが、あくまで代替イベントなので、従来のような気持になって走ることはできないことを理由に、参加しようとは考えなかった。

今年は、普通に開催される大会はない。
来年に期待を寄せたいところだが、やはり今の状態ではまだ「開催GO!」とはならない。

先日、毎年参加してきた「村上市元旦マラソン大会」の開催を中止するという知らせが、大会実行委員会から届いた。

たぶん中止になるだろうな、とは思っていたが、毎年の年明けに「1年の計は元旦マラソンにあり」と思って、8年連続して参加して走ってきただけに、その決定は、当然とはいえ口惜しい。
来年のいつになったら、従来のマラソン大会は行われるようになるのだろう?
ひょっとして、来年も難しいのか………?

60代、体がきつくなるまで大会に参加することを楽しみながら走っていこうと思っていたのに、こうした空白期間ができてしまうのは、残念で仕方ない。
体だって、あちこちで、思いもしなかったような不調が起こったりしてもいる。

ただ、それを嘆いてだらだらしている方が、よっぽどもったいない。
猛暑の季節も過ぎ、少しずつ涼しくなっていくだろうから、鍛え直して走れるようにしていきたいなあ。
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さすが小林伸二監督 敵ながらいいチーム作るわ ~アウエー北九州戦~

2020-09-13 22:15:33 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第19節、新潟は、はるばる北九州へ遠征してのアウエー、ギラヴァンツ北九州戦。
このチームには興味があった。
「昇格請負人」の小林伸二監督は、どんなサッカーを展開しているのだろう、と。
なにしろ、Jリーグチームの監督経験が豊富だ。

2001〜2003 大分トリニータ 監督 ※2001年6月就任 (2002年 J2優勝/J1昇格)
2004〜2006 セレッソ大阪 監督 ※2004年7月就任
2008〜2011 モンテディオ山形 監督 (2008年 J2 2位/J1昇格)
2012〜2015 徳島ヴォルティス 監督 (2013年 J2 4位/J1昇格)
2016~2017 清水エスパルス 監督(2016年 J2 2位/J1昇格)
2019~2020   ギラヴァンツ北九州 監督(2019年 J3優勝/J2昇格;2020年9月12日現在 J2首位)
これ以外にも、サンフレッチェ広島やアビスパ福岡、ヴィファーレン長崎などで、ユースやサテライトの監督、強化部長などを務めている。

そして、監督在任中に、間違いなく結果を出している。
間違いなくJリーグきっての、昇格請負監督であることは間違いないだろう。
なにせ、大分、山形、徳島、清水と、J2で指揮した各チームをすべてJ1へと昇格させているのだから。
今日対戦する北九州にいたっては、2018年にJ3の最下位にまで落ちてしまったチームである。
それをたった1年でV字回復させて、J3優勝を果たし、J2に昇格したばかりだというのに、現在首位である。
特に強固なスポンサーをもっているわけでもないのに、すごい選手を集めたわけでもないのに、どうしてこんなに強くなったのだろう。
小林信二監督は、すごいとしか言いようのない指導力を持った監督だと言える。

今やJ2の首位に立つ北九州と、アルビレックス新潟が、今夜初めて対戦する。
果たして北九州は、どんなプレーを見せてくれるのだろう。
この一戦は、どんな戦いになるのだろう。
試合を見るのが非常に楽しみだった。

試合は、2-1でギラヴァンツ北九州が新潟を下した。
若く名もない(?…失礼)選手たちがボールを追う様子、チームとして洗練された動き。
そうしたものは、間違いなく首位のチームにふさわしい姿だった。
選手個々の技術をしっかりと高め、そしてその技術をチームが勝利するために使う。
精神的にも強く、相手だけでなく自分にも負けずに走る、プレーする。
それが、紙一重で得点を生んだり、失点を防いだりしているのだ。
なるほど、これが首位を行く北九州の試合か。
こういうチームを作る小林伸二監督、さすがだ。
悔しいが、敵ながらあっぱれ、だ。
感心しながら見ていた。

だが、新潟も負けてはいなかった。
2点を取られながらも、後半のたたみかける攻撃は、迫力があった。
2点目を入れてられてからわずか5分後に、FKからファビオのヘディングで1点を返した。
いくつもチャンスを作り、試合終了までずっといい戦いぶりだった。

ただ、相手の方がわずかにツキと冷静さで上回った。
先制のフリーキック…ゴールポストに当たりながらもネットを揺らした。
追加点では、新潟の選手がフリーにしてしまった選手が、しっかりとヘディングを決めた。
最後まで互角の展開が続いたが、2点を取った北九州が、1点しか取れなかった新潟に勝った。
ただそれだけ。

新潟は、あれだけ面白い試合を見せてくれたのに、勝てなかった。
そういう試合であった。
残念としかいいようがない。
ただ、今年の場合、シーズンはまだ折り返しを迎えていない。
まだまだこれから。
これからの戦いぶりだって、精度が上がれば、もっと強くなるだろう。
楽しみにしたい。

VAMOS NIIGATA !
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2か月以上たっても、相変わらず元気な「ど根性クレオメ」

2020-09-12 19:57:22 | 草木花
わが家の玄関先で、舗道と側溝の隙間から生えた2つのクレオメが、元気だ。
今は、こんな具合にその茎を伸ばしている。




7月2日に、「ど根性クレオメ」として、ここで紹介した。
そのときは、まだこんなだった。



その後2か月以上にわたって、その場所で咲き続けている。

7月31日には、短時間の集中豪雨で泥水につかりもした。



強風で折れて倒れたりもした。

しかし、泥水に負けず、風に倒されても、また上を向いて生き続けようとしている。
その姿には、まさに「ど根性」を感じる。

花は上部の先端に咲くが、雄しべも雌しべも、まるで線香花火のように細く、円を描くように垂れ下がる。

毎日毎日咲いて、先へ先へと首を伸ばすように伸びていく。


豆のようにさやの中に種を作り、次々と種を落とす。

実にたくましい。

近所の人たちも、「その花、まだ元気に咲いているね。」とよく声をかけていく。
さて、いつまで咲き続けてくれるかな?

この2本のど根性クレオメたちに負けずに、私らも毎日元気を出して過ごしていこう。
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「ひとりで運動会やってる!」

2020-09-11 18:03:10 | RUN
ひとりで運動会やってる!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!


「ひとりで運動会」。
何のことだと思いますか?

どんな人が言った言葉だと思いますか?
…と問えば、大概の人は、「子ども」「小さい子ども」と、きっと答えることでしょう。
そのとおり。
小さい子が言った言葉です。
でも、この言葉を聞いて、なにか妙にいやされた気分になった私でした。


ピンポイント天気予報では、一日中くもりになっているので暑くならないだろうと、半月ぶりに娘とジョギングした。
(なのに、走ってみると快晴で、31℃の気温だったのだが…。)
娘は、2.5km程度でジョギングを終了した。

私は、あともう少し走りたいなと思い、再び走り出した。
運動公園は暑いので、多少のアップダウンはあるが、木陰の土の道を走っていたときだった。
前方から、キャアキャアはしゃぐ声が聞こえてきた。
近くの園児たちが、10数人、保育士さんに連れられて遊びに来ていたのだった。

走って近づいてくる私の姿を見て、一人の女の子が叫んだ。

ひとりで運動会やってる!
ねえ、見て。ひとりで運動会やってるよ。
ひとりで運動会やってる!

その子たちに「こんにちは!」を繰り返し言いながら、私は走って通り過ぎて行った。
残念ながら、こんにちはを返してくれる子もいなかったが、その子はずうっと、「ひとりで運動会やってる!」と叫んでいた。

思わず、顔がほころんだ。
「ひとりで運動会」……ねえ…。
面白いなあ…。
いかにも小さい子どもの表現だなあ。
あの子にとって、半袖・短パン姿で走る人は、運動会で走る人なのだろう。

ほかの人と一緒に走るのが運動会。
なのに、あの人は、ひとりで走っている。
あの人は、大人なのに、ひとりで運動会をしているんだ。
おっかしい~。
おかしいよ、ひとりで運動会やるなんて。


そんな心の動きがあったのだろうか。

「ひとりで運動会やってる!」
なんとも言えない、子どもの表現。
近ごろで一番の癒しのことばに感じた。

ありがとう。
このおじ(い)さん、ひとりの運動会がんばりますからね!



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