阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

ニューモデルの新幹線と先祖伝来の田植えご夫婦

2007年05月26日 | 船橋社中

7月1日のダイヤ改正で東海道・山陽新幹線の始発列車にN700が投入されるそうです。この新型車輌は山陽新幹線の区域に入ると巡航速度で時速300kmを出すといいますから、東京博多間ルートで飛行機に取られている乗客を取り返す目的と、中国、インド、ブラジルなどで次々計画されている大量超高速輸送鉄道計画への売り込みのアピールの両方を目指しているような気がします。詳細はこちら

富士山をバックに疾走するN700の「3秒の取材に 5時起きで 現場で待つ事数時間」のプロカメラマン栗田格さんの貴重な画像を借用しました。

(タイム・ライフ誌などの表紙に掲載された栗田格さん撮影の“Photo Salon”「Faces of the World」はこちらです。)

N700が来るのを待つこと数時間の間に、撮影場所の富士川で「そこの田んぼは、昔の田植え、老夫婦が植える田植えの風景に出会いました」とのことです。

そして「実際の N700が来た時は、ご夫婦は、昼食でいなかった」そうです。

ご夫婦にとっては向うを次世代の「のぞみ」が走ろうが、従来の「こだま」が走ろうが、きっと先祖伝来の田んぼに最適な時期を選んで田植えをすることこそが最優先だったんでしょうね。

最後の写真は「のぞみと田植え機の競争のショットです」
はい、まごうかたなく田植え機の方が一馬身勝っていると思います。

有り難うございました。


コメント (3)
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