クマガイソウとアツモリソウはどちらもラン科アツモリソウ属です。源平の一の谷の合戦での、笛の名手の平敦盛と彼を討ち取った熊谷次郎直実の名にちなんでつけられています。日本人も時に洒落たことをしますね。 花の名前は花の形が母衣(ほろ)に似ているということで名づけられたようです。
「母衣(ほろ)」とは竹籠などでふくらませた布のことで、騎馬武者が背負い、後方からの矢よけなどにした指物(さしもの)の一種です。戦国時代、母衣を着用して大将に近侍し、伝令などに戦場を駆け巡った“母衣(掛)武者”は、軍団のエリート集団でした。
このアツモリソウは2年前に礼文島で撮影したレブンアツモリソウです。
内地のアツモリソウは赤い花をつけますが、レブンアツモリソウは白い花をつけます。レブンアツモリソウの開花の時期を狙って行きましたが、年によって時期にバラツキがあるそうでまさにピークの時に居合わせる事が出来たのは幸せでした。
シリーズ「利尻礼文あちこち」はこちら。
「母衣(ほろ)」とは竹籠などでふくらませた布のことで、騎馬武者が背負い、後方からの矢よけなどにした指物(さしもの)の一種です。戦国時代、母衣を着用して大将に近侍し、伝令などに戦場を駆け巡った“母衣(掛)武者”は、軍団のエリート集団でした。
このアツモリソウは2年前に礼文島で撮影したレブンアツモリソウです。
内地のアツモリソウは赤い花をつけますが、レブンアツモリソウは白い花をつけます。レブンアツモリソウの開花の時期を狙って行きましたが、年によって時期にバラツキがあるそうでまさにピークの時に居合わせる事が出来たのは幸せでした。
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