阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

浅草橋「あさだ」、新年早々の蕎麦

2008年01月13日 | 東京あちこち
餅も大好きですが、蕎麦も大好きで、大晦日の年越し蕎麦は少なくとも50年は欠かしたことはありません。特に神戸に移り住んで二十一年、大晦日の零時になったとたん鳴り響く、港に停泊中の沢山の大型外航船のボーという汽笛を聞きながらすする蕎麦は最高です。大晦日には毎年、その汽笛の音に遅れず、近所のいくつかのお寺の除夜の鐘の音が追随して、不思議な音符の連なりが新年の空に上がっていきます。

そして年が明ければ今度は外に出て、お店の蕎麦も早目に食べます。蕎麦屋ではぬる燗の銚子も一緒にオーダーするのが楽しみです。今年の蕎麦初めは浅草橋の「あさだ」の「おろしせいろ」でした。酒は昼間だったのでグラスビール一杯で我慢しました。
味も良かったけれど、店の女性連の客あしらいが素敵だった。店内の客の動きの全体をふんわりと見て、先手先手で女の子に指示する女将さん。それに答えてハイ、とすぐ動く店員さん。彼女ら店員ももそれぞれがさりげない目配りをして、過不足なくお茶も足してくれる。次回は夕刻に行って銚子を並べ、豊富な肴の一品をオーダーしてみたい。
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