1月6日附信濃毎日新聞から引用。
「小寒」の諏訪湖、氷なく 「御神渡り」湖面監視始まる
トップの写真:小寒の朝、監視総代らと諏訪湖の様子を観察し、例年の水温変化を見て語り合う八剣神社の宮坂清宮司(右から5人目)=6日午前6時48分、諏訪市豊田の舟渡橋
二十四節気の「小寒」の6日早朝、諏訪湖で「御神渡(おみわた)り」に向けた湖面の監視が本格的に始まった。この日の諏訪の最低気温は0・9度と平年を6・1度上回り、寒の入りとは思えない暖かさ。湖に氷はなく、結氷した湖面が割れてせり上がる御神渡りの出現は遠い。春の諏訪大社御柱祭も控え、関係者はさざ波の立つ湖を見つめ、諏訪の冬らしい冷え込みを願った。
午前6時45分すぎから、御神渡りの記録や認定を担う八剣神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(65)や氏子大総代ら8人が諏訪市豊田の舟渡橋から湖を観測。湖岸で測定した水温は4度だった。
宮坂宮司は「過去の観測の経験から、水温が2度くらいに下がらないと湖面に氷が張り始めない。(21日の)大寒に向けて厳しい冷え込みを期待したい」と話した。
気象庁によると、今冬の諏訪の最低気温が最も下がったのは昨年12月30日の氷点下6・5度。12月1日から1月5日までの36日間のうち、最低気温が平年を下回った日は6日間しかない=グラフ。
特産のワカサギの採卵などへの影響を指摘する声も。諏訪湖漁協(諏訪市)によると湖面が凍らない期間が長いほど、水鳥のカワアイサなどによるワカサギの食害が増える恐れがある。全面結氷がなかった昨季は、採卵数が前季の10分の1以下に激減した。
八剣神社大総代の藤森政明さん(61)=諏訪市=は「御柱祭の年で御神渡りへの関心も高い。まずは気温が下がってほしい」。総代らは7日以降も湖の見回りを続ける。
諏訪以外の6日朝の最低気温は長野0・2度、松本0・5度、飯田0・8度、軽井沢氷点下3・1度などで、全30観測地点で平年より2〜7度高かった。長野地方気象台は、1月中は冬型の気圧配置が弱く、暖冬傾向が続く見通しとしている。
阪神駅前情話 (3)JR生瀬駅、JR宝塚線の生瀬駅は有馬に向かう街道に面している。宿駅としてにぎわった町は今は住宅街に。町を盛り上げようとカフェを運営する住民らもいる。
阪神駅前情話(4)JR宝塚駅 宝塚駅北側にある「ソリオきた山手商店会」には、タカラジェンヌが通うお好み焼き店「宝塚いろは」や寿司店など、
地元で愛される飲食店が多い。駅北にある県立宝塚北高は演劇科で有名。生徒らが元気に青春を謳歌している。
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