来年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪のテスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権第3日は18日、韓国の江陵アイスアリーナで行われ、女子で17歳の三原舞依=神戸ポートアイランドクラブ、県芦屋高2年=が合計200・85点をマークし、初出場初優勝の快挙を果たした。
三原は16日のショートプログラム(SP)でノーミスの演技で4位につけ、この日のフリーも会心の滑りで1位になった。自己ベストを10点近く更新し、逆転で頂点に立った。
三原は神戸市須磨区出身。15年12月に発症した膝などの関節が痛む難病を乗り越え、シニア転向1年目の今季、グランプリシリーズのスケートアメリカで3位に躍進。全日本選手権でも3位に入り、3月の世界選手権代表に選ばれている。
■三原舞依の話
自分が1位にいることが信じられない。夢のよう。とてもたくさんの声援をいただいて、とても力になった。(共同)