阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

自民党本部が配布した「トンデモ野党」冊子を作成した黒幕は誰か

2019年07月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

一部引用・・

昨今話題の「テラスプレス」もそうだ。このサイトに掲載されている記事をまとめた冊子が自民党本部から党所属国会議員の事務所に大量に配られている

冊子の標題は『フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識』。選挙演説用の参考書としての利用を勧めているらしい。

中身はというと、「トンデモ野党のご乱心」「フェイクこそが本流のメディア」「安倍政権の真実は?」の三章からなり、立憲民主党や共産党朝日新聞や東京新聞をこっぴどく叩く一方で安倍政権のやることなすことすべてを持ち上げている

・・・・・・、国会議事堂首相官邸霞ヶ関官庁街自民党本部の周辺に発信源があるらしい。

万が一、政府機関である内調が、特定の政党の選挙対策に一役買っているとすれば大問題である。

前川喜平氏のスキャンダルでっち上げや山口敬之氏の事件もみ消しに動き、さながら安倍首相の私的秘密工作機関に成り下がっているように見える現況からは、残念ながら、その疑いを拭いきれないのではないか。

内調には情報操作世論工作部門があるとされている。新聞、出版、テレビ、ネットなどのメディアごとに分かれてマスコミ担当の特命班が存在するとも聞く。

職務の性質上、われわれ一般人がその活動内容を知ることはできず、すべては推測の域を出ないが、逆に言うなら、内調が何をやっていても不思議ではないということになる。

公私の別をわきまえない不心得な政治権力者と、その忖度に余念のない側近たちが、年に何億円もの調査費を使う秘密機関を、思うがままに操ることができるなら、これほど恐ろしいことはない。

この件について、官邸は何も語るはずがない。冊子を配布した自民党本部が唯一の手がかりだ。


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