阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

下総の国の住人Kさん夫妻の [モロッコの旅]    その1 (再編集)

2025年01月10日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

 サハラ砂漠の夜明け☝

1966年4月に伊予の国は新居浜の工場独身寮で初めて顔を合わせて以来の長い付き合いになる友人Kさんからモロッコ旅行のレポートが届きました。

 Kさんは千葉県印旛郡栄町で生まれ育った生粋の下総人です。長く新居浜勤務でしたが、新居浜勤務を経て大阪勤務だった阿智胡地亭と

東京の神田美土代事務所にそれぞれが転勤になり、東京でまた顔を合わせるようになりました。

Kさんのメール⇒  昨年101日から10日間モロッコに行ってきました。

日本からカサブランカ/モロッコへの最短ルートはパリ経由ですが、日本の旅行会社のほとんどは

中東経由で飛行時間は合計20時間かかります。

  成田・・・ドバイ、ドバイ・・・カサブランカ、ドバイ・・・成田はエミレーツ航空A380の総2階建て

の機体が満席だった。

    モロッコ王国の国教はイスラム教で人口の90%はイスラム教徒という。

アルコールは禁止されているがモロッコ産のビール、ワインはあり、大きな都市のスーパー

Carrefourの隣には酒店が併設されている。

    宿泊したホテルの酒の扱いは次の3つとなる。

1)レストランで酒を提供する

2)レストランで酒は提供できないが持ち込んだ酒は飲酒可能

3)レストランで酒は提供できない、かつ持ち込み不可、ただし部屋飲みは可能

    このような制約があるのでアルコール代金は異常に高い、ビール小瓶で1,000円も

取られる、小遣いのほとんどがアルコール代で消えた。結局一晩だけ休肝日となった。

  シャウエンという町のホテルでは酒が提供されないとのことで酒好き数人とホテル近くの酒屋に行った。

レストランンの裏にある小さなドアーをくぐり階段を下りてゆくと酒がずらりと並んでいた。

今晩用の缶ビールとワインを買って帰る途中にワインオープナーを持ってきていないことに

気づきボトルを見るとコルク栓だった。

 

酒店で開けてもらおうと戻ろうとしたら日本人ガイドがオープナーを持ってきているので貸して

上げると言ってくれた。急な坂道を登ってきたのでホテルのロビーで一休みしているとガイドが

庭を小走りしていた。後で聞くとオープナーが無かったので近くのレストランに借りに行ってくれたとのことだった。

 

シャワーを浴びてから夕食前にビール、食後部屋でワインを開けた。

この日のワインはモロッコ産の「GRIS」、日本では灰色ワインと呼ばれている。

白ワイン用のブドウを赤ワインと同じく皮、種ごと発酵させたワイン、最近日本でも流行っている

らしい。カサブランカの空港の出国後の免税店で1,800円で売られていた。

 

古都フェズのホテルにチェックインしたときガイドから明日のホテルではアルコールの販売は無いが

持ち込んでレストランで飲むことはできる、アルコールの購入はこのホテルから10分くらいの

Carrfourが最後の店、夕食後は閉店しているので買いたい人は夕食前にと案内が有った。

 

数人が食事の集合時間ギリギリに小走りで戻ってきたがなぜか買えなかったとがっかりしていた。

この晩初めてレストランでモロッコワインのハーフボトルを頼んだ、なんとテイスティグつき

だった。この後2つのホテルでワインを飲んだがこちらもテイスティグつきだった。

 

今までの海外旅行でアルコールが飲めなかったのは4回ほどだった。

1)安東/韓国の民泊では置いていなかった。

2)全州/韓国の定食屋でも置いてなかった(客の回転を良くするため?)

3)ボルネオ島/マレーシアのテングザルを見に行った田舎の食堂(イスラムの村だった)

4)ケララ州/インドのホテル(州の法律でアルコールが禁止されている)

 ◎Kさんへお礼のメールをいれました。⇒「カサブランカ/モロッコとは さすが海外各地の歴訪を重ねてきたK夫妻のチョイスです。

また旅先まで20時間の飛行をものともしない日本人ツーリストが何組もいることも頼もしいです。

 モロッコはハリウッド映画などによく登場している街だとは思いますが 10日間(現地は1週間?)の滞在が十分楽しめるんですね。

早速検索しましたが 人口は日本の四分の一ほど 面積は日本よりやや広いんですね。」

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