今日きくのは、「Piet Kee plays Bach & Buxtehude」(1988年録音)から、ホ短調のプレリュードとフーガ(BWV533)。音楽は奔放かつ情熱的で、いかにもブクステフーデ的です。アルバム表題のとおり、オルガンはピート・ケー。弾いているのは、アルクマール(オランダ)の聖ラウレンス教会のハーヘルベール/シュニットガー・オルガンです。ケーは1927年生まれのオランダのオルガン奏者。すぐれた即興演奏で知られ、作曲家としても多くの作品をのこしています。2018年に永眠。
CD : CHAN 0501(Chandos Records)