昼下がりのひとときにきくのは、いま本流できいているヴァイオリン奏者、エリザベス・ウォルフィッシュの「Violin Masters of The 17th Century」(hyperion CDA67238)です。アルバム(2000年録音)には表題どおり、17世紀(後半)に活動したヴァイオリンの巨匠たち、ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー、ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー、ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ、ニコラ・マッテイス父の4人12曲が収録。それらからいくつか選んで楽しみます。なお、ビーバーは「ロザリオのソナタ」からパッサカリアが収録されていますが、ウォルフィッシュには2005年録音の「ロザリオのソナタ」全曲の録音もあります。