今日と明日きくのは、エルネスト・アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団による管弦楽組曲第2番と第3番。アンセルメによるカンタータ「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」をきいたアルバム(DECCA 480 0027)に収録されたもので、今日は第2番、明日は第3番を楽しみます。管弦楽組曲第2番は1961年の録音。序曲でのくり返しの省略や、やや楷書風なところは時代を感じさせますが、それでも流麗さもあり、すっきりした演奏で、いまでもじゅうぶん楽しめます。フルート独奏はアンドレ・ペパン。ペパンはカール・ミュンヒンガーの同曲録音でも独奏していた名手です。