マリアのエリザベト訪問の祝日(2023年は三位一体節後第4日曜日にもあたります)にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「心と口と行いと生きざまもて」(BWV147)です。このカンタータの初演は1723年7月2日。バッハの生前にも複数回上演されていますが、現在の人気は、おそらくバッハの想像以上で、50種をこえる録音があります。鈴木たちの録音は、ほぼ四半世紀まえとなる1999年。独唱は野々下由香里、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイの4人で、この4人をふくむ合唱は17名編成です。
CD : BIS-CD-1031(BIS Records)