毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




三位一体節後第17日曜日にきくのは、ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内管弦楽団(ローザンヌ器楽アンサンブル)らによるハ長調のサンクトゥス(ERATO 4509-97236-2)です。このサンクトゥスの初演は1723年。自筆譜には「JJ」(Jesu juva イエスよ、助けたまえ)に続き、「Sanctus a 3 Trombe Tamburi 2 Hautb. 2 Violini Viola, 4 Voci e l'Organo」と標記されています。おもしろいことに、バッハにしては無駄が多い楽譜で、20段中利用しているのは12段、8頁目(この頁のみ19段)はわずか2小節しか記譜していません。事情はいろいろ考えられますが、余分の五線譜にはソナタやアリア1曲ぐらい記譜できそうです(そうした実例もありますし)。

4509-97236-2

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