雑多な仕事をしていたら、気がつけばもう午前4時。さすがに、そろそろ休まなければと思うのですが、頭のほうは醒めていて、すぐには眠れそうにありません。こういうときには音楽を、ということでバッハでくつろいだ時間をもとうと思います。
きくのは、アストン・マグナによる「14のカノン」。すでにムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)の演奏(「14のカノン BWV1087」)でもきいていますが、フォルテピアノを含むアストン・マグナの演奏は、MAKにくらべると、洗練され、瀟洒な味があります。
14のカノンはとぎれることなく連続して演奏され、無限に続くかのように錯覚させながら、最後はフェードアウト。この「14のカノン」は「音楽の捧げもの」のCDに収録されており、いずれアストン・マグナの「音楽の捧げもの」も紹介したいと思います。
CD : CRC 2295(Centaur Records)