毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいていくのは、スコット・ロスによるパルティータ。ロスは、1951年、ピッツバーグ(アメリカ)生まれのチェンバロ奏者で、1989年にアサス(フランス)で亡くなりました。音源は死の前年、1988年に録音されたもので、パルティータが番号順に収録されており、ここでもその順番どおり第1番(BWV825)からきいていきます。

CD : 2564 61778-2(elatus)

2564 61778-2

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顕現節後第2日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」です。このBWV3は、1725年1月14日に初演された、全6曲からなるいわゆるコラール・カンタータ(マルティーン・モラーの同名コラールにもとづく)。鈴木たちの演奏は、2004年、神戸松蔭女子学院大学の礼拝堂で録音されたもので、合唱が12人(パート3人で独唱者をふくむ)、管弦楽が16人という編成です。

CD : BIS-SACD-1461(BIS Records)

BIS-SACD-1461

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フィンランドのアコーディオン奏者、ミカ・ヴァイリュネンの演奏できいてきた「フランス組曲」。これからきくのは、同組曲中「最後に成立したと思われる」(『バッハ事典』)、ホ長調の第6番です。ヴァイリュネンは、この第6番の録音にさいして、ハインリッヒ・ニコラウス・ゲルバーの筆者譜を採用しています。したがって、プレリュード(「平均律」第1巻第9番のプレリュードによる)にはじまり、これにアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの基本舞曲と、当世風舞曲(サラバンドとジーグのあいだに挿入)のガヴォット、メヌエット・ポロネーズ、プティ・メヌエット、ブーレーが続きます。音源は、2013年録音の同組曲第2巻のアルバム(ALBA RECORDS ABCD 361)で、ヴァイリュネンの演奏は、ときにはバグパイプのようであったり、じつに多彩な表現をきかせてくれます。

ABCD 361

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今日これからきくのは、フィンランドのアコーディオン奏者、ミカ・ヴァイリュネンによる「フランス組曲 第5番」です。音源は昨日と同じく、2013年に録音されたアルバム(ALBA RECORDS ABCD 361)で、第4番から第6番までが収録されています。第5番の舞曲構成は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの基本舞曲のほか、当世風舞曲としてガヴォット、ブーレー、ルールが、サラバンドとジーグのあいだに挿入されています。

ABCD 361

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フィンランドのアコーディオン奏者、ミカ・ヴァイリュネンの演奏できいている「フランス組曲」。今日からは長調のみの後半に入り、これからきくのは変ホ長調の第4番です。また、第4番からは収録アルバムも改まり、2013年録音の第2巻(ALBA RECORDS ABCD 361)となります。この組曲の舞曲構成は、アルマンド―クーラント―サラバンド―ガヴォット―エール―メヌエット(第1、第2、第1ダ・カーポ)―ジーグで、当世風舞曲はこれまでより増えて3曲です。

ABCD 361

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今週のバッハは、アコーディオンによる「フランス組曲」。奏者は、1967年、ヘルシンキ生まれのミカ・ヴァイリュネンで、音源(2012年録音)は、第1番から第3番までを収録したアルバム(ALBA RECORDS ABCD 346)です。これから楽しむのはロ短調の第3番で、前半の最後の組曲となります。第3番の舞曲構成は、アルマンド―クーラント―サラバンド―アングレーズ―メヌエット(第1、第2、第1ダ・カーポ)―ジーグです。なお、アルバムには「フランス組曲」のほか、平均律第1巻のロ短調のプレリュード、そしてハ短調のパッサカリアも収録されています。

ABCD 346

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フィンランドのアコーディオン奏者、ミカ・ヴァイリュネンによる「フランス組曲」。昨日からききはじめたのは、第1番から第3番を収録したアルバム(ALBA RECORDS ABCD 346)で、今日これから楽しむのはハ短調の第2番です。この第2番の舞曲は、アルマンドにはじまり、クーラント、サラバンドと続いたあと、当世風舞曲のエール、そしてメヌエット(第1、第2、第1ダ・カーポ)が挿入され、ジーグにおわるという構成です。

ABCD 346

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今日からきいていくのは、ミカ・ヴァイリュネンのアコーディオンによる「フランス組曲」です。ヴァイリュネンは、1967年生まれのフィンランドのアコーディオン奏者。すでに20枚ほどのアルバムがあり、その中には2003年録音の「ゴルトベルク変奏曲」もふくまれています。「フランス組曲」は、第1番から第3番までの第1巻(ALBA RECORDS ABCD 346)と、第4番から第6番までの第2巻(ALBA RECORDS ABCD 361)にわかれており、今日きくのは前者のアルバムから、ニ短調の第1番です。舞曲の構成はアルマンド―クーラント―サラバンド―メヌエット(第1、第2、第1ダ・カーポ)―ジーグ。録音は2012年です。

ABCD 346

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顕現節後第1日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「いと尊きイエス、わが憧れよ」です。このBWV32は、1726年1月13日に初演された、全6曲からなるカンタータ。第6曲(コラール)をのぞき、ソプラノとバスによるアリアとレチタティーヴォが交替する構成で、楽器編成もオーボエと弦楽、そして通奏低音とこぢんまりとしています。鈴木たちの録音でのソプラノとバスの独唱は、レイチェル・ニコルスとペーター・コーイ。録音は2008年です。

CD : BIS-SACD-1711(BIS Records)

BIS-SACD-1711

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今週は、鈴木雅明たちによる「クリスマス・オラトリオ」(新年後日曜日、顕現節)、そしてイザベル・ファウストたちによる復元協奏曲をきいてきました。今日これから楽しむのは、後者、つまりファウストたちによる3つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1064R」。音源は、ヘルムート・リリング指揮、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルトとともに録音した「Reconstructed Violin Concertos」(Hänssler CLASSIC CD 92.138)で、2000年に録音されています。独奏は、ファウストのほか、ミュリエル・カントレッギ、クリストフ・ポッペンの3人です。

CD 92.138

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顕現節(1月6日)にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによるカンタータ「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」。このカンタータは、「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)の第6部にあたり、その第1曲(合唱曲)は、題名どおりの交戦的ともいえる曲想で、じつに勇壮な曲です。なお、第6部の原曲は、失われた教会カンタータであったとみられており、第1曲はアルフレート・デュルによれば、失われた世俗カンタータ(BWV Anh.10)の第1曲にまでさかのぼりうるとのことです。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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これからきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)。これを降誕節にあわせて、降誕節第1、第2、第3日、新年ときいてきて、つぎは新年後の日曜日となるはずでした。しかし、今年度の教会暦には新年後の日曜日はありませんので、明日の顕現節のための第6部をきくまえに、今日、第5部にあたる「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」をきくことにしました。

CD : BIS-CD-941/942(BIS Records)

BIS-CD-941/942

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今週は、イザベル・ファウストたちによる、いわゆる復元協奏曲を、「Reconstructed Violin Concertos」と題されたアルバム(Hänssler CLASSIC CD 92.138)できいています。アルバムから収録順(番号順に収録)に楽しんでおり、これからきくのは、チェンバロ協奏曲第5番から復元されたヴァイオリン協奏曲(BWV1056R)です。演奏はこれまでと同じく、独奏ヴァイオリンがファウスト、そして、ヘルムート・リリング指揮、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルトで、2000年の録音です。

CD 92.138

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イザベル・ファウストと、ヘルムート・リリング指揮、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルトによる復元協奏曲。これからきくのは、チェンバロ協奏曲第1番から復元されたヴァイオリン協奏曲です。この協奏曲はチェンバロ版も人気がありますが、ヴァイオリン版も同じで、新全集による復元や演奏家による復元など、さまざまな録音があります。ファウストの演奏は、きびきびとして、かつ、雄大。第3楽章はかなり速いテンポですが、乱れるところがありません。音源は、「Reconstructed Violin Concertos」と題されたアルバム(Hänssler CLASSIC CD 92.138)で、2000年の録音です。

CD 92.138

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今日からきいていくのは、イザベル・ファウストたちによる、いわゆる復元協奏曲です。音源は、「Reconstructed Violin Concertos」と題されたアルバム(Hänssler CLASSIC CD 92.138)。2000年に録音されたこのアルバムの収録曲は、BWV1045、BWV1052R、BWV1056R、BWV1064Rで、「R」のついた3曲はチェンバロ協奏曲からの復元協奏曲です。今日きくのは、収録順どおりのBWV1045。このBWV1045は、消失したカンタータのシンフォニアとみられ、「協奏的ヴァイオリン」をともなう単一楽章の曲。編成は大きめで、弦楽と通奏低音のほか、3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエと、前記の「協奏的ヴァイオリン」というものです。演奏はヘルムート・リリング指揮のバッハ・コレギウム・シュトゥットガルト。「協奏的ヴァイオリン」はファウストで、鮮やかな独奏をきかせてくれます。

CD 92.138

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