今日は待降節第2日曜日ですが、同日のためのカンタータは伝承されていません。同日にかぎらず、待降節の期間中のカンタータは、第1日曜日、第4日曜日が伝承されているのみですので、今日と来週の第3日曜日は、若いドイツの奏者、ヨナス・チェンダーラインとアレクサンダー・フォン・ハイセンのアルバム「Pure」から、2曲をきいていくことにしました。
二人が2016年に録音した「Pure」は、これからきくソナタ(BWV1019)と、来週のトッカータ(BWV912)の全曲ほか、パルティータ(BWV1004)のジーグ(ギガ)を収録。また、バッハの作品のほかに、ヨーハン・パウル・フォン・ヴェストホフ、アントーニオ・マリア・モンタナーリのヴァイオリン音楽も収録されています。
使用楽器は、チェンダーラインが北イタリアの作者不詳のヴァイオリン、フォン・ハイセンがマティアス・クラマー製作のチェンバロ(クリスティアン・ツェルによる)です。
CD : 19075863432(deutsche harmonia mundi)