イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによる「ヴァイオリン協奏曲集」(2017年録音)。先週より収録順に楽しんでおり、これからきくのはニ長調のシンフォニア(BWV1045)。この曲は失われた教会カンタータの導入楽章で、3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、協奏的ヴァイオリン、2部のヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音という編成をとっています。長さはこのシンフォニアのほうがずっと短いですが、管弦楽組曲第3番の序曲と同じような趣向の曲です。ヴァイオリン独奏はファウスト。使用楽器はヤコブ・シュタイナーです。
CD : HMM 902335.36(harmonia mundi)