毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今夕きくのは、いま楽しんでいる、ネヴィル・マリナー、サーストン・ダートによる管弦楽組曲にちなみ、ダート、マリナーたちによるフランソワ・クープラン「諸国の人々」(DECCA ELQ4828544)です。録音は第1、第2組曲が1962年、そして第3、第4組曲が1958年で、前後半で音質がけっこうちがい、ここでは状態のよい前半から第1組曲のみを楽しむことにします。

「諸国の人々」をいまきくなら、ジョルディ・サヴァールやクリストフ・ルセの録音をきくべきでしょうが、当時としてはじつに画期的な全曲録音でした。その時代にきくことができれば、感激したことだと思います。ダートには1962年録音のバッハの「フランス組曲」もあり、これはクラヴィコードでの録音。ダートの高い見識と音楽性をきくことができる演奏です。

ELQ4828544

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昨日からききはじめた、ネヴィル・マリナー、サーストン・ダート、そしてアカデミー室内管弦楽団による4曲の管弦楽組曲(DECCA 430 378-2)。1970年に録音されたアルバムから、番号順=収録順に昨日の第1番から楽しんでいます。今日きくのは第2番。フルート独奏はウィリアム・ベネットで、ベネットはマリナー1978年の録音でも吹いています。

430 378-2

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今日から週末まできいていくのは、ネヴィル・マリナー、サーストン・ダート、そしてアカデミー室内管弦楽団による4曲の管弦楽組曲(DECCA 430 378-2)です。録音は1970年で、マリナーがのダート(音楽学者・鍵盤楽器奏者)ともに録音したアルバムのひとつ。マリナーは1978年にも管弦楽組曲を録音(PHILIPS)していますが、こちらの録音のほうがずっと楽しめますね。アルバムには第1番から順に4曲が収録されており、これからきくのは収録順どおり第1番です。この第1番の序曲の構成を図示するとAABCBCとなり、Aの部分は当時としてはかなり速めのテンポです。なお、録音ではBCはくり返されていませんので、じっさいにはAABCということになります。

430 378-2

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