奄美 海風blog

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ルリカケス

2004年12月16日 | 自然観察
041216-rurikakesuルリカケス。国の天然記念物(1921年)、絶滅の恐れ「危急種」のわりには、人家近くで営巣したり、車の前をバタバタと横切ったり、あまり神経質では、なさそう。泣き声はたくましい。先日、集団で畑を荒らす様子が報道された。

このブログを始めて最初の写真 2004.04.11赤崎(あかざき)公園 の犯人?は、証拠写真はないが、イノシシと判明。

奄美自然観察の森。午前中。今日は、ルリカケスが自らカメラの3メートルほどの所までに飛んできた。しかも、二度もだ。

一回目、見上げる樹上で落ち着いている。
木漏れ日が逆光。どうせ撮っても・・・、いつもカラスにしか見えない。この鳥は瑠璃色が美しいルリカケス。

羽づくろいなど始めた。こんなに近くにきて逃げないのは始めて。大きい。
このところの陽気のせいか、それとも、この鳥は、自分が天然記念物であることを、ガクシュウしてしまったのか。
こちらを覗き込むようにして、逃げない。「撮ってくれ」と言っているかのようだった。
森は他の鳥の鳴き声もなく、静まりかえっていた。小石と落ち葉を踏む足音、ひびく。この時期の快晴、森も海もすがすがしい。

逆光補正のボタンどこにあるのか、中々覚えない。探しているうちに逃げられてしまう恐れ。
メモリーカードは入っているか。バッテリーはあるか、テープは巻き戻してある、キチョウな画像に上書きしてしまわないか。
とりあえずシャtッター押した。五枚。期待はしない。(写真上)

二回目。入り口を出て、車に乗り込んだ時、運転席の横の桜の木にまた飛んできた。
今度は順光。握手など求め始めた?。(写真下)どうしたことか。
ルリカケスは世界中で奄美大島とその周辺の一部の島にしか生息しない、学術的にも貴重な鳥だ。

やはり撮ることにした。
今度は、高画質のボタンを回す余裕もあった。ビデオもまわした。羽を広げたところを撮りたかった。逃げるまでさらに近づいたら、おじぎをして飛び立った。(写真右)。ビデオテープにいい写真撮れたかも。

ところが、帰ってPCで見てみると、ピントはほとんど桜の木の幹に合っていた。画像も暗い。

写真は、「無効なファイル」の数々、となった。
小さく並べてなんとか有効に使う。

seno さんの真似をして、トホホと言うの他はない。
人のことは言えません。

12 22.7 無し 北 2 52 1.0 1021.0
今日の名瀬最高気温23.7度
台風28号フィリピン東 996hPa
たいしたことない。
明日熱帯低気圧の予想。