奄美大島を縦貫する国道58号線は、海沿いを避けるようにして走る。
中、南部の太平洋沿岸の絶景を楽しむには、詳しい地図が便利だが、首っ引きのドライブは苦手、大まかな地図と案内板に頼る。それには勘と時間の余裕も必要。
嘉徳(かとく)からの引き返しの帰りは、国道から降りてきた道を通らず、その手前の林道を通って帰る。少しばかりの冒険心も必要だった。
写真左の節子(せっこ)へ出て、網野子(あみのこ)から国道へと戻る、一時間少しの遠回りドライブ。
途中、土砂崩れの跡、一部未舗装。観光用の道路ではない。霧の日注意。
削り取られた法面は鮮やかなオレンジ色、かと思うと黒い岩盤がむき出したカーブもある。山の尾根を見下ろし、急坂を下る。しばらく行くと、いきなり大きな山、たぶん人跡未踏、深緑色は傷一つない。海の上にも山、黒緑色、連なる山々だんだんに薄い。ここは亜熱帯。車のウィンドゥーズはハイビジョンTVもかなわない、ということで写真は省略しました。
節子と網野子の集落はきれいに清掃され、林道と国道の道端の草も刈り取られ、すがすがしかった。
網野子も意味のありそうな地名だ。橋の名前思い出せない。
伊須湾沿いの隣の勝浦には唄にもうたわれた「節子のトミ」の墓。この人も美人。自由奔放で恋多き女傑。鍋加那と違うところも、他の伝説の美人と共通しているところもあって面白い。
詳しくは検索してください。
昭和8年没、69歳から計算すると1864年生まれか。時代も面白い。
27日
今日は風強く寒い。
12 15.4 無し 北 8 63 無し 1019.5
22 13.0 無し 南西 1 63 無し 1022.7