彼岸もすぎ、大相撲秋場所も最終盤に入り、気持ちのぶん、いくぶん涼しくなった海岸の散歩です。白い鳥の群れはサギの仲間でしょうか。
奄美市名瀬朝仁海岸 26.8℃~31.7℃
彼岸もすぎ、大相撲秋場所も最終盤に入り、気持ちのぶん、いくぶん涼しくなった海岸の散歩です。白い鳥の群れはサギの仲間でしょうか。
奄美市名瀬朝仁海岸 26.8℃~31.7℃
●里山 (5-8)叩き込み ○豊桜(6-7)
●旭南海(7-6)下手投げ ○白馬(6-7)
一見、誰が見ても里山の勝ちに見えた相撲。
物言いがついて、行司軍配差し違えで豊桜、叩き込みの勝ち。
立ち合い、
豊桜、腕を前に出し、両手の指をひろげて一瞬立ち止まり、
里山の動きを見た。
←こんな感じ
お、どお、しちまったんだい、豊さくらぁ、
里山が立ち合い変化するわけ、ねえじゃあ、ないかあ。
そお、だろう? しろしぃ、里山は、これまで一度も変化したこと
ないんだどおー。
ちがうかい?満男ぉ。
よく見て突っ張る豊桜、下からあてがいながら払いのける里山、下がります。
しかし里山、ふんばれない怪我の右脚。
すばやく左脚に力点を移しながら、ふんばります。
足がそろい、力は半減。それでも左足だけの踏ん張りで、前に、押し返します。
左下手が入り、早いフィニッシュ、怪我の右足に重点が移ったとき、低くした頭をはたかれた。
瞬間、左脚に力点を代え、なだれ込むようなダイビングは、しかし、ほんの半歩早かった。
俵に乗って懸命にはたく豊桜の左かかとは、残っており、ダイビングした里山の左腕が先に蛇の目の砂をゆらした。
里山が押し出したとき、豊桜の体の重心は完全に土俵の外、体がない。里山に軍配をあげた行司、寿行の判断は、それを見たのだろう。これも正しい判断だがしかたない。
本日、幕内の安美錦、豊真将、戦の審判団とは対照的な裁定。安美錦は、足は出ていなかったが、体がないとして、寄り倒しで、先に落ちた豊真将に敗れた。
兄の北桜は、今場所幕内、東前頭14枚目で3勝10敗と苦しい成績。こうなったら豊桜、東十両3枚目、残りあと2つ勝って、幕の内へ上がってほしいねえ。
なあ、さくら、
寅のやつ、いきなり出てきて、どうしちまったんだい。お兄ちゃん、里山関が勝ち越すまでは、登場できない決まりなんだって。
けど、あいつここ2場所登場しなかったじゃあ、ないかあ。
外国でサッカーやってたわけじゃあ、ないんだろう?。う、うん、お兄ちゃん、イギリス行ったらしいわ。雪駄持ってね。
雪駄でサッカーはできないんじゃないかしら。何?イギリス?今年は監督はじめ大勢の観光のお客様がカケロマを訪れたってえのにかい。
そう、ロンドンよ。いつもは両国橋のたもとなんだけど。
テムズ川よ。神田川でも隅田川でもないのよ。あそこは、お兄ちゃん、♪二人の思い出を川に流した場所だから♪ってお気に入りなんだけどね、雪駄も落っことしたことあるんじゃないかしら、お兄ちゃん。
でもこんどは、なんでもビ-トルズの旅らしいの。
おじさんに座布団一枚あげて、今場所初日に旅立ったわ。なに?あいつは「まくら、さくらとってくれ」で12枚も座布団もらいやがって、おじさんには、たった一枚かい。はははは。
そおなのよ。おほほほほ。
この物語はフィクションです。