奄美 海風blog

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Lucky 大島紬 泥染め見学

2009年05月02日 | 歴史 民俗

奄美市名瀬の有屋(ありや)の

日本画家 田中一村 終焉の家Tanaka Isson's Resigence Historical Site の裏にある大島紬の泥染め池

これは、観光用の施設ではなく、実際の大島紬の製造過程で使われている泥田。
いつでも、見学ができるわけではない。きょうはLucky。

きょうはたまたま、沖縄本島からの旅行のかたと、たまたま居合わせた千葉県からの旅行の方と一期一会。お二人ともまだ一村の絵を見たことがない、という不思議?な一期一会Ichigo-Ichie Once-in-a-lifetime chance
実際に泥染めをしていた方も、「本職ではないから」と謙遜しつつも、「奄美の宣伝のためなら」と、撮影とウェブ公開を了承して下さった。
お話を伺っていると、本職ではないぶん、作業には、かなりのこだわりをお持ちのようだった。


奄美 ソメイヨシノ 観察 9 

2009年05月02日 | 桜の観察

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湯湾岳 ソメイヨシノ 開花に異変? (きのう5/1の観察です)

気象庁の
2009年のさくらの開花(2009年5月2日16時30分現在)

によると

函館 4/25日

帯広 5/1

札幌 5/1 

それぞれ、開花。これで日本中全てのソメイヨシノの観測地点で、開花した。

奄美・名瀬はヒカンザクラで観測され、今年は、1/22開花と発表された。

奄美のソメイヨシノについては、観測、発表されない(たぶん)

春に咲く桜の花芽は、前年の夏に「形成」される。

花芽は、そのまま「休眠」し、冬、一定の低温にさらされることによって、「休眠が打破」され、開花の準備を始める。

その後、春、気温が上昇すると花芽は成長、「生成」をはじめる。

春、気温が上がり、生成がピークに達すると、つぼみがふくらみ「開花」となる。

開花から「満開」までは、通常1週間程度だが、各地、年ごとにばらつきがある(今年は、それが目立った)。

「形成」・「休眠」・「休眠打破」・「生成」・「開花」・「満開」

これらの過程で、もっとも重要なポイントは、「休眠打破」がおこる冬の一定期間の低温。

この亜熱帯のソメイヨシノは、その時期、例年にくらべ気温が下がらず、逆に「生成」・「開花」の時期に比較的気温のあがらない日が多かった(感じです)ため、開花の予想がおおきくはずれた。

奄美では、桜と言えば、ヒカンザクラだが、今年2月1日には、「日本一早い、過酷な桜マラソン」が行われた。日本一早いのは、桜の開花だとは、必ずしもストレートには主張しているわけではなさそうだが、このソメイヨシノは日本一過酷な、日本一おそい開花(?満開)になるのではないか、観察つづく。

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最初の開花から、一月あまりが過ぎたが、

ふくらみだしたツボミもあるので、今後も開花は続くものと見られる。

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