奄美 海風blog

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オキナワテイカカズラ 沖縄定家蔓

2009年05月20日 | 植物

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花の径が1~2センチほど。

県道脇の松などにからんでぶら下がっている、ちょっと黄ばんだ花の集まり。

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名前が覚えにくいので、3つに分ける。

葛/蔓(かずら かづら ) つる性植物の総称。つるくさ。かずらぐさ。

定家葛(テイカカズラ)

和名テイカカズラの由来は、

藤原定家(1162-1241 鎌倉初期 公家・歌人)が
式子(のりこ)内親王(1149-1201 平安後期 皇族、歌人 後白河天皇の第三皇女)と
激しい恋におちいり、死後も式子内親王が忘れられず
内親王の墓に定家葛がまつわりついたという伝説を脚色した、能『定家』に基づく。

オキナワテイカカズラとの違いは?

沖縄では、ウクヮンシンカンダ御冠船蔓という。(カンダはカズラ)

御冠船は、冊封使(サッポウシ サクホウシ サップウシ=中国で、天子の勅を奉じて近隣の属国に使いとして行き、その国王に封爵を授ける使節)の一行の乗った船

ナゼ、そういうかは不明(調べ中)。御冠船 サネカズラ google

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