奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

動画キノボリトカゲ、登る、登る、腕立て伏せ、後ろ右足で背中をかく、舌を出してアリを食べる

2010年07月26日 | 生き物観察

キノボリトカゲ、ガシュマルの木の下で目が合った。クビを動かし、腕立て伏せ、警戒、威嚇行動?、カメラを取り出し、撮影開始。ガジュマルの幹の中ほど、2m足らずの距離。クビをクリクリ、目をキョロ、少し走っては止まり、腕立て伏せのあとまた走り出す。二股の枝を左折。後ろ右足で背中をかく?パフォーマンス、スロー再生。再び走り出す。こんなところにアリがやってきた。ナゼこんな時に?と思う。舌を出して食べた、一度失敗、二度目に口に入れて飲み込む仕草。キノボリトカゲの舌は割りと幅があり、きれいピンク色だった。さらに枝の先めざして登り枝の裏側に消えた。何をしにいったのか? アリの行列は木の下をめざして降りていったのだが。

100726_ryukyu_tree_lizard

ツイート

キノボリトカゲ(木登蜥蜴)爬虫綱有鱗目アガマ科キノボリトカゲ属 別名リュウキュウキノボリトカゲRyukyu tree lizard 奄美群島、沖縄諸島固有亜種  

http://twitpic.com/28rreg 6 hours ago reply   


『奄美の稀少生物ガイド』 1 II  勝 廣光 (著)  単行本

2010年07月26日 | 本と雑誌

100726_book_amami_3奄美の稀少生物ガイド 1 ―植物、哺乳類、節足動物ほか [単行本(ソフトカバー)
勝 廣光 (著)

登録情報
単行本(ソフトカバー): 105ページ
出版社: 南方新社; 1版 (2007/6/20)

奄美の稀少生物ガイドII―鳥類、爬虫類、両生類ほか― [単行本(ソフトカバー)]
勝 廣光 (著)

単行本(ソフトカバー): 107ページ
出版社: 南方新社; 1版 (2008/11/30)

google 検索 奄美の希少生物ガイド

=======

写真がきれい。というより自然の美しさを忠実に再現しているというべきか。はやりプロのカメラマンは違うな、と思いきや、著者はプロのカメラマンではない。奄美の稀少生物、知識がなければ現場へ行くことすら難しい。写真を見ると、被写体に関するの専門的な知識ががうかがえる。その幅のひろさと深さに驚くのだが。しかし、巻末の著者略歴を見てさらにおどろいた。著者は専門の研究者でもいわゆる学者でもない。奄美大島でタクシー会社勤務のかたわら撮影し、本書を書いたとある。ほかにも、ときどき専門家顔負けのアマチュアの人が人知れずにいることを知りおどろくことがある。奄美の奥深さ。

本書は、国の特別天然記念物アマミノクロウサギをはじめ、著者の、通年、昼夜にわたる長年の地道な観察の結果。奄美の森の空気のにおいまでは伝わってくるような写真。著者のひとつひとつの動植物に対する愛情、なまはんかではない奄美の自然を残したいという情熱が一枚一枚の写真に現れている。

=======

奄美の稀少生物ガイドII―鳥類、爬虫類、両生類ほか― 奄美の稀少生物ガイドII―鳥類、爬虫類、両生類ほか―
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2008-11-30

奄美の稀少生物ガイド 1 ―植物、哺乳類、節足動物ほか 奄美の稀少生物ガイド 1 ―植物、哺乳類、節足動物ほか
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2007-06-20