『世界の沖縄学: 沖縄研究50年の歩み』 (沖縄大学地域研究所叢書) [単行本]
ヨーゼフ クライナー (著), 沖縄大学地域研究所 (編集), Josef Kreiner (原著)
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2月の新着図書。ここのところ時間が少なく、はやくも返却期限がきてしまった。著者の名は『南西諸島の神観念』(共著)googleで知っていた。奄美にも縁が深く、奄美の地元紙でその名を見たこともあるかと思う。本書にも「奄美・加計呂間島で暮らした日々」P45の一節がある。
日本の1パーセント未満の人工・国土しかもたない一県が、日本の文化史の半分を占める。県名に学をつけた学問は沖縄学のほかに、あってもよさそうだがあまり聞かない。日本とばかり比較すると、沖縄や奄美は、いやになることもあるかと思うが外国、特にヨーロッパとの比較でみると新鮮で、日本の見方も変わって見える。
「戦争をしない国・琉球を信じないナポレオンP18など世界史的に見ても独特な沖縄に気づかされる。
表紙の写真はトカラ列島悪石島のボシェの面
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amazon 内容(「BOOK」データベースより)
中世ヨーロッパの地図に琉球はどう描かれていたか。琉球を最初に知ったのはアラブの商人だった。大航海時代にスペインとポルトガルが琉球をめぐって競争した。―国際的な視点からの琉球・沖縄研究の集大成。
amazon 登録情報
単行本: 180ページ
出版社: 芙蓉書房出版 (2012/11/1)
言語 日本語
発売日: 2012/11/1
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世界の沖縄学: 沖縄研究50年の歩み (沖縄大学地域研究所叢書) 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2012-11-01 |