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『この国はどこで間違えたのか』 ~沖縄と福島から見えた日本~ [単行本(ソフトカバー)]

2013年04月21日 | 本と雑誌

130421_book_konokuni『この国はどこで間違えたのか』 ~沖縄と福島から見えた日本~ [単行本(ソフトカバー)] 

内田樹 (著), 小熊英二 (著), 開沼博 (著), 佐藤栄佐久 (著), 佐野眞一 (著), 清水修二 (著), 広井良典 (著), 辺見庸 (著), 徳間書店出版局 (編集)

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偶然だが、読了した昨日、録画してあった「BS歴史館「天明の飢饉(ききん) 災害復興が日本を変えた!」を観た。

サブタイトルと番組の結論?には不満だが(この本の趣旨とも違うが、比べてみてさらに日本が見えた気がした)本書では触れていなかったと思ったので、松平定信と天明の飢饉について調べた。

(まつだいら さだのぶ、江戸時代の大名、老中。陸奥白河藩(現在の福島県白河市)周辺を領有した藩)第3代藩主。江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗の孫に当たる。

wikipeda 天明の大飢饉  白河藩
当時の藩主松平定信は江戸幕府8代将軍徳川吉宗の孫であり、凶作が明らかになり打ち壊しなどの事態が起き始めると、余裕のあった分領の越後から米を取り寄せ、また会津藩や江戸、大坂から米、雑穀などを買い集めた。藩内の庄屋や豪農などからも寄付を募り、領民に配給した。定信は農民に開墾を奨励するなど重農主義を取り、町民に対しては自らも質素倹約を説いた。藩を挙げての対策が功を奏し、領民から餓死者は一人とも出さなかったとの言い伝えが残っている。

なお、定信はその手腕が買われ、後に幕府の老中に任ぜられることとなる。

定信が吉宗の孫というところがポイントで国や他藩の政策に影響されず独自の対策がとれた点に注目すると、現在の日本が見える。

検索の途中で見つけたサイト 
読書メーター に登録してしまった。

本書の感想はこちらで ↓

この国はどこで間違えたのか ~沖縄と福島から見えた日本~の感想・レビュー(29)

国の”補助金漬け”が人々の心にもたらす影響という点では、奄美も大いに関心を持たざるを得ない。中央と地方 都市と農村、沖縄 福島 奄美、それぞれの共通点と違いを考えていくと日本がみえる。

amazon 内容紹介
沖縄本土復帰40年、福島第一原発稼動40年。高度経済成長の裏面に横たわる中央と地方の歪な主従関を硬派論客が語り尽くす。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)
原発事故、オスプレイ配備、米軍基地問題、地方の犠牲―。今こそ問い直そう。ニッポンが沈没してしまう前に。

登録情報

単行本(ソフトカバー): 309ページ
出版社: 徳間書店 (2012/11/21)
言語 日本語

発売日: 2012/11/21
 

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