24日放送『西郷どん』第24回「地の果てにて」の、平均視聴率は前回より1.2ポイント下がって12.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。
録画に失敗、15分しか見ることができなかった。
一橋慶喜、久光に対し「俺と腹を割って話したければ西郷を連れてまいれ、イモでは話にならん」
ひー様の一言に、久光が苦虫をかみつぶすシーンで録画は途切れていた。
ひー様の一言に、久光が苦虫をかみつぶすシーンで録画は途切れていた。
兄斉彬に対する劣等感を逆なでされた久光の顔芸が引き立つ。
これが、徳之島からさらに南への遠島の原因だったのか。
これが、徳之島からさらに南への遠島の原因だったのか。
島編パート1での二階堂ふみさんの体当たり演技などで盛り返すかにみえた視聴率低迷の原因をさぐるネット記事も、そろそろ酷評にに傾きつつあるかに見える。
そもそも思えば、放送前から評判が良かったドラマも、
←名古屋場所の終わるころには稲刈り 奄美大島の田んぼ きのう
もう半年が過ぎようとしているのに、西郷はまだ中央での華々しい活躍どころか、「地の果て」にいるのだ。
あの「敬天愛人」を生みそだてた沖の永良部島が「地の果てにて」で、前半の終わった。
もう半年が過ぎようとしているのに、西郷はまだ中央での華々しい活躍どころか、「地の果て」にいるのだ。
あの「敬天愛人」を生みそだてた沖の永良部島が「地の果てにて」で、前半の終わった。
大河固定ファンにとっては、フェイクの多さに、ちぇっ、となって背を向けられたのだろうか。
維新の元勲と言われ、倒幕の人材を多く輩出した薩長土肥は、薩と長土肥が分断され長土肥の影はまだほんとうに薄い。薩も、また島に奪われ気味で誇りは微妙に複雑に分断されたかっこうなのかもしれない。
維新の元勲と言われ、倒幕の人材を多く輩出した薩長土肥は、薩と長土肥が分断され長土肥の影はまだほんとうに薄い。薩も、また島に奪われ気味で誇りは微妙に複雑に分断されたかっこうなのかもしれない。
一方、主人公の中央の政治で胸のすくような活躍を期待する若いファンには、
血なまぐさく、泥臭く、汗くさく、失敗の連続でわめき散らしてばかりいて七転八倒する西郷の姿に飽き飽きしているのかもしれない。
血なまぐさく、泥臭く、汗くさく、失敗の連続でわめき散らしてばかりいて七転八倒する西郷の姿に飽き飽きしているのかもしれない。
奄美のきれいな海や自然は、そんな西郷を簡単に、彼彼女らの求める「清潔」にするわけにはいかないのだ。美人女優の誉高い北川景子さん扮する、華やかさ清潔感あふれる篤姫も、ここのところ見ないな。
次回(7月1日)25話「生かされた命」では、いよいよ「生麦事件」「薩英戦争」が描かれそうだが、これも日本史では重大な出来事であるにもかかわらず教科書では数行しかあつかわれす、西郷はまだ「地の果て」にいる。
西郷の華々しい?活躍で初陣となる禁門の変(蛤御門の変)は、次の次の回までまたなければ
ならないドラマ展開のようだ。
ならないドラマ展開のようだ。
通算5年ほどになった島帰りの西郷がいきなり京都市中を戦火につつむ大事件(1615年大坂夏の陣以来)で活躍し、変後は、薩長同盟、四侯会議でも幕末の政争の中心的な問題といわれる場面で重要な役割を果たす西郷の姿は「地の果てにて」の苦しみは想像できないほどだが、果たして低迷からV字回復といくのだろうか。