わが町から峠を一つ越して下りたところに、陶芸家東川先生のアトリエがあった。
シュウメイギクの咲きこぼれる奥が工房である。
ブログのお友達に誘われて「出来るのかしら・・・」との思いで参加した、陶芸教室だった。
第1作目の作品である。
何に見えるか、当ててくださった人に賞品を進呈したいくらいに、自分の不器用さを感じる。
しかし、実に楽しい。手の中で冷たいはずの土が、息をしているように温かみがある。
先生は、「いいじゃない!」
「面白いね!」 「感じがでてるよ」「個性的だね」決して、ああしなさい、こうしなさいと。、仰らず、
創っていく意欲を増す言葉掛けを皆にして、制作を見守ってくださる。
2作、3作は自由に好きなお皿作りだった。これの使用目的は決めているが、完成した時にUPして書くことにする。
これから、乾燥し上薬につけて焼き上げて、3ヵ月後に、完成した「我が芸術作品」と対面することになる。
寡黙な、作品に取り掛かっている時間、おしゃべりタイムの昼食、そして午後の制作時間。
女性5人の「芸術の秋」の一日は、あっという間に過ぎていった。
初めて、顔をあわせた集いなのにまるで古くからのお友達のように和やかな時の流れだった。
いい先生との巡り会い、陶芸という創作の楽しみ。
帰りに先生の自宅に立ち寄ったら、ピレネー犬のソフィちゃんの、お見送り。
ワンちゃん好きのお二人に、ソフィちゃんは、目を細きして甘えている光景は実に微笑ましい。
先生との交渉、連絡、美味しいちまきのお昼ご飯、あったかいコーヒーと全ての段取りをしてくださったMさん、Kさんの若いパワーに感謝感謝の今回の楽しい陶芸教室。3ヵ月後またお会いするのが楽しみである。
東川和正先生のHPにジャンプします