晩秋の飛鳥路

その日の朝・初霜そして、東の空の山際に茜が差して

寒い夜明けだったが、快晴の日が期待でき、飛鳥路の探訪日和だと心弾む夜明けだ。

大鳥の羽易（はかい）の山とその位置説明の碑

柿本人麻呂が妻を亡くしたときに詠んだ長歌の中の、「大鳥の羽易」と言われる、三輪山を頭として龍王山、巻向山と碑に示されていた。
その場所から、見える遠景の山を撮ったが、どれが、どの山なのかの自信はない。
ただ、喉かな晩秋の景色に、古代の浪漫の場所にいるのを感じた。

橘寺の二面石と説明

聖徳太子の生誕地と言われる橘寺の太子堂南側に二面石がある。
飛鳥では、このような石造物が多く見られるが、この二面石は、善悪二業一心を表しているという。
善の方向から撮った。（３枚ともマウスオン）