カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

旅の終わりは、嵐山 天龍寺

2005年11月02日 | △ 旅 あれこれ ドライブ


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天竜寺は後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建されたお寺である。
この庭園は、国の特別史跡名勝第一号に指定され、1994年には世界文化遺産に登録されていある。
そろそろ紅葉の始まった庭園を散策する。
眺めるための庭も良いが、ここは眺めて歴史を偲ぶも良し、散策しながらどの位置に立ち止まっても素晴らしい景観も楽しみ優しい気持ちにさせてくれるのも良し、素晴らしい庭である。


天竜寺はお堂そのものは、八回の大火にあったとの事で、現在の建物は、明治に再建されものである。
しかし、夢窓国師による、庭園(曹源池)はざっと666年の時の移り変わりを眺めてきているのだろう。
苔を宿らせた古木。
地上に姿を現した根がしっかりと土を掴み,ビロードのような苔が土を覆っている様子に、創建以来の歴史を見る思いである。
同窓会の旅の終わりにこの庭をゆっくり散策しながら、お互いに参加できた喜びを語り健康に留意して、次回の再会を誓った。

コメント (8)
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