膝を痛めてから、かがむ動作が出来ず、この夏は庭の草引きを怠けてしまった。
枯れてしまった雑草が気になって、膝に負担のかからないように小さな椅子を持ち出して、少しずつ掃除をしていた。
金木犀の木の下の茂みに頭を入れると、今まで全く気づかなかった可愛い花を見つけた。落ち葉や、繁った葉を掻き分けると、無数に咲いている。
ネットの花図鑑で調べるにも名前が分からないので、花に詳しい方に尋ねてみると
「キチジョウソウだと思うけれど、図鑑で確かめて・・・」と言ってくださった。
名前が分かれば、確かめられる。
本当にそうだった。茂みの中の花が、同じような環境の中で写真で出ていた。
それには次のような説明が付いていたのだ。
『花が咲くことが少なく、たまに花が咲くときにはよいこと(吉事)があると言われたため付いた名前。実際には毎年秋に花を咲かせるのだが、生い茂った葉に隠され、葉をかき分けなければ目に付かないことが原因のようだ。なお フッキソウ の別名が「吉祥草」だが、こちらはキッショウソウ、あるいはキチジソウと読む』
花の群れを見ながら、いいことがあればいいなぁ・・・家族のみんなに~~~。
マウスオン・キチジョウソウ(吉祥草)の群れ