カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

石光寺の寒牡丹

2007年12月10日 | ☆ ふるさと・大和


石光寺の漆喰塀の向こうに二上山 二上山
「今年も、もう咲いているかな」
毎年冬になると、寒牡丹を見たくなって當麻の里へ出かける。
駐車場に車を置いて、長く白い塀に沿って、石光寺に行く前に二上山を見に行った。
来る途中、金剛、葛城の山々が美しかったので、この時期の二上山も名残の黄葉が見られると思った。



下水蓋・幾つの絵があるかなぁ 石光寺の本堂と弥勒堂の屋根が塀越しに見える
塀に沿った路地の途中に當麻町の下水蓋が。
最近このようなものに興味が湧く。

よく晴れた空の下では、お寺のお堂の甍も輝いている。


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菰藁を被った可愛子ちゃん
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今年もこの菰藁被りの寒牡丹に会いに行った。
観に行ったというより、私の場合、会いに行ったと言う方が本音といえる。
菰を被った様子は、雪ん子のように愛らしい。
これで、雪の降った時は本当に絵になると思うが、そんな時には出てこれないから、よく晴れた日を待って出かけた。

どの花もそうであるが、「今年」咲く花は、「今年」の命である。
世話をする人も、花自身もその命を精一杯開花させて訪れる人を待ってくれているような気がする。
明日に続く。

 宮~桑名
コメント (6)
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