怪我と聞けばまず交通事故や骨折が気になる。
交通事故は相手のあるとことも考え安全運転に一番注意している。
次に最近気になっていることは、10数年前に測定して以来、機会のなかった骨密度の変化だ。
女性はホルモンの関係で50歳を過ぎると、急激に骨密度が低下するということは知られている。
定期的に月1回通院している医院のA医師に、この気になっていることを話すと、高度な機械のある総合病院の放射線科に、紹介状を書いてくださった。
検査日は10月26日で、約30分足らずの時間だったが、会計に支払いに行って戻ってくると、主治医宛の封書を用意してくれてあった。
その足で封書を持って医院を訪ねた。
先生はそれをご覧になって「これは、驚きだ。」と言われたので、私はその言葉にどきどきした。
A4 3枚にデータが記してあるのを先生が示してくださった。
「これは持って帰って良いですよ」と言われたので頂いてきた。
「しかし、良いですよ。運動を続けた結果と太陽に当たる事も良かったのかもね。」
その日以来そのままにしていたデーターだが、先日NHKで20~30歳の若い女性の骨密度について放映していたのを、PCを触りながら片耳から聞いていたら、骨量の将来に心配なような内容だったので、ふとこのことについて、自分なりの結果を考察してみようと思った。
年齢別の平均値は、濃く塗られた部分と薄い色の部分との境界線のところに当たる。
赤い+の印は71歳の私の骨密度に相当するところだ。
黄色い+が何箇所かあるのは、測定した部位がどの年齢部位にあるのかが分かる。
たとえば初めのグラフでは、第2腰椎、第3腰椎、第4腰椎の測定部位を示す。
これは、データーでは骨の写真があり、どの部分なのか本人によく分かるように示されているが割愛した。
この表のなかにある「T」と「Z」であるが、T は標準となる32歳位の若年成人女性の平均骨塩量と比較して、測定値を偏差値と%で表示したもで、私は81,99,97,98,68%のようだ。
Z は私と同年齢・女性と比較して、測定値を偏差値と%で表示したもので、112,155,155,135,158%といずれも上回っているので、先生が驚かれたのだと分かった。
しかしそれよりも、先生がおっしゃった運動が骨密度維持に役立ったと信じる。
子供の頃は外遊びが好きだった。
中学1年から高校2年までは水泳クラブで絞られてきた。
大学の間は、「歩き」かもしれない。
家から駅まで15分、駅から学校まで15分。これが往復だから1日1時間は歩いていたことになる。
骨密度が低下する年代の時の運動が良かった。
最後の職場では始業前に「早朝マラソン」の時間があり、レコード2枚分を子供たちと一緒に毎朝走った。
10年以上だからこれはいい運動になったものだ。
そして退職後自分の時間が出来た頃から10年間プール通いを楽しんだ。
1日1500mのスイミングは老化する全身の筋肉予防に役立ったと思う。
勿論骨にも良かったに違いない。
現在は、1日6kmのウォーキングである。
どの場合も決して無理のないように、辛くない程度の運動量を保ってきた。
骨密度の結果が良かったことから、それに関わりがあろうと思われることだけ辿ってみた。
運動の適不適もあろうが、私の場合は、上に挙げたようなことしか、思い当たらないが、要は、時期と継続がうまく噛み合ったのではないかと思われる。
私の受信した骨密度検査のサイト調べていたら見つかりました。
へたな記事より遥かによく分かるように説明してありましたのでリンクしました。