山桜は今、葉も、花も、美しく山の中に霞のような色合いに見えるようになってきた。
赤い若葉が花より先に芽を出す山桜は、西行法師が最も愛でた花であると聞いている。
そんな山桜と出会いに大阪府河南町弘川寺に出かけた。
その画像に西行の詠をかきこんだ。
「如月」かなで「きさらぎ」と書いていたが、桜の白い画像で見えなくなったので、背景から浮かび上がるように漢字に変換した。
そこからは、富田林方面の見晴らしがいい。 さらに急な坂を登ると、開けたところに出て、西行法師の墳墓が、こんもりとした常緑樹に囲まれている。 あの有名な「願はくは・・・」の歌碑もここで見ることが出来る。 この場所にも山桜が咲き初めていた。
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