カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

法隆寺 修正会法要

2013年01月12日 | ☆ ふるさと・大和

  

  

 

法隆寺参道の松並木から南大門を望みます。室町時代に建立されたこの門は、法隆寺の玄関に当たる建物です。 1438年に再建されたものです。  

  東大門のところに今年のおもな法要がかいてあります 。

今日法隆寺にお参りしたのは、2番目の書いてある「金堂修正会」の法要を拝観したかったのが目当てでした。

     

「金堂御行」や「吉祥悔過」ともよばれるこの行事は、毎年1月8日から14日までの7日間、晨朝、日中、日没、初夜、半夜、後夜(六時の行法)の法要が行われます。この修正会は国家安隠、万民豊楽、寺門興降の祈願を目的とし、神護景雲2年(768)にはじめて行われて、それから現在まで続けられてきた重要な伝統行事です。

金堂中央の釈迦三尊を挟んで立つ吉祥天と多聞天を本尊に、大野玄妙管長ら11人の僧侶が礼拝を続けます。荘厳な読経がお堂の中に流れる雰囲気の中で、お数珠を手にしていつしか黙想して、その読経の響きに、お釈迦様と相対しているような貴重な時間を戴きました。  

   

私が法隆寺に着いたときには、丁度大講堂での法要が始まっていました。 ご本尊の薬師三尊像に唱えられる11人の僧侶のお経を拝受する機会を得たことをありがたく思いながら、ひたすら頭を垂れている私でした。

講堂の法要が済むと、東の回廊を通って金堂にいかれます。

 講堂でお参りしていた人たちも、僧侶の後について金堂に入堂しました。

「二月堂修二会(お水取り)」や薬師寺の修二会である「花会式」は、何度もお参りしましたが、法隆寺の修正会のことを知ったのは、先日テレビの報道でのことでした。

768年からはじめられて、今日まで途切れることなく続けられている会式を、今回はじめて知り、その法要のありがたいお経を聴かせて頂けた事は大きな感動でした。 

 

   

 

  

修正会の法要が行われている金堂です。法隆寺のご本尊が安置されています。聖徳太子のために造られた飛鳥時代の金銅釈迦三尊像の、お釈迦様のお顔の優しさ、慈悲ぶかさには、癒されます。再現された壁画の美しさのも心が奪われます。創建された当時はどんなにか美しい壁画に囲まれた堂内だったか、偲ばれます。

 

  

夜の法要は、申し込みをすると拝観できるそうで、そのための足元の灯りの灯籠が境内に設置されています。

灯りの入った法隆寺境内を想像しています。

 

コメント (8)
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