14日に降った雪がまだ所々に融けずにこ凍ったままの、明日香 稲淵の棚田に、今日行ってきました。
普通大和の積雪は、山間部でなかったら翌日には消えてしまうのですが、雪が降った日から、気温がさらに低くなっているため、太陽の当たる所は別として、棚田には、斑雪があり、これもまた趣きのある風景でした。
田圃でなくて、野菜作りをしている畑でしょうか、もっこりとまだ雪の布団を被ったままでした。
案山子ロードを少し上に上がってみました。 秋に造られたジャンボ案山子の仏様が、棚田の中ほどにでんと構えて、村の人々を見守っているように、案山子ロードを登ってくる人を迎えてくれます。季節が進んで夏が過ぎ、秋になるまでお勤めご苦労様ですね。
日陰になっているところで道端で、こんなものを見つけました。 色も図柄もそのままです。 氷には違いないのですが、この模様がなんとも、不可思議なものなのです。何かで突いて割ってみようかと思ったのですが、折角自然の神様の制作のような芸術作品なので暫く見つめていましたが、壊さずにここを離れました。
どの景色を切り撮っても、ススキ(積み藁)が、棚田の主のように残雪と仲良く納まってくれるのがいとおしく思えます。
この4枚の画像は、稲淵ではなくて、真っ直ぐ行けば多武峰、右へ行けば稲淵の分岐点での、雪の棚田が綺麗だったので、撮っておきました。談山神社へ行く時にいつも通る道ですが、斑な雪が残っているので棚田であることがはっきり分かる場所でした。
季節ごとに表情の違う明日香路を、いいお天気に恵まれての、ドライブ&散策です。