カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

蜻蛉の滝 川上村

2013年01月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

毎日毎日、こんなに寒い日が続いているので、ひょっとして近場で滝が凍っている場所があるのではないかと、川上村へ出かけてみました。 桜の木が沢山植えてある公園で、きっと桜の頃はいいだろうなぁと、前に来たときも桜の時期でなかったので、同じことを今度も思いました。

「櫻乃香和家」と趣のある粋なトイレが印象的でしたが、今回もやはりカメラに・・・。 

  

訪れた所は、蜻蛉の滝でした。古来から有名な滝のようで、万葉集にも詠まれており、その後も、松尾芭蕉や、本居宣長もここを訪れていると、説明板に書かれています。

  

苔むした石段を登る手前に二つの石の鳥居が建っています。 ここも祈りの滝なのでしょうね。

 

うまく考えて、繋がるように撮ればよかったと、画像を並べてみて苦笑しています。

川上村の観光案内によりますと、

やまとの水(平成3年12月選定)にも選ばれている、岩壁の黒さと水しぶきの対比が美しい、高さ約50メートル2段の滝。
第21代雄略天皇がこの地を狩に訪れた時のこと、天皇の臂(ひじ)に虻(あぶ)が食いついたのをどこからともなくきた蜻蛉(とんぼ)が噛み殺したという伝説からついた滝。
このため、この地を蜻蛉野(あきつの)と呼び、現在あきつの小野と呼ばれています。
その後も天武天皇、持統天皇も行幸し、宮人たちも多くこの地を訪れたことが万葉集に記されているほか、松尾芭蕉をはじめ、多くの文人墨客もこの滝を見に訪れています。

説明板と重複する所もありますが、石段を登るにつれて水音が大きくなってきます。これでは凍っているどころか、水量が豊富で、黒い岩と白い水しぶきの滝の勢いが凄い音を立てています。 雪融けの水が集まってこんなに水量が豊かなのでしょう。 凍っている滝も見たいけれど、こんなに勢いのいい滝も、みに来た甲斐があったと思いました。 

  

左のほうに細い滝がもう一筋流れ落ちています。 以前来たときには気がつかなかったもです。 

  

滝見の展望台の所へ行きますと、右の大きい滝と、左の細い滝と二つの滝がカメラに入ります。 左のほうは少し見にくいですけどね。 

  

大きい滝の横にお不動さんのお堂がありました。中は格子の傍まで登れませんので、お祀利している仏様の説明があったので、写していました。

所々にまだ雪が残っていましたが、滑らないようにずいぶん気をつけて石段を降りてきました。

今度こそ、サクラの時に来たいと思いました。

コメント (10)
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