カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

お堀に春と夕暮れを浮かべて

2013年04月16日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

バスの中から、国宝の天守閣をしっかり眺めることができたが、いろは松の傍の駐車場に着いたときには、時間的に天守の見える方へと行くことができなかった。それはそれでいい。お城にはお堀がある。そのお堀から立ち上がる石垣も美しい。なんと言っても、桜のビューポイントの4つ目である。散り始めた桜がお堀に花びらを浮かべているのもいい。  

 

  

国宝彦根城は、琵琶湖八景の「月明」の古城として挙げられている。 図らずも途中の交通渋滞で、この彦根城に着いたのは、月こそ出てはいなかったが、もうすぐ闇に包まれる前の、薄暮の趣のある時刻となったことを、これもまた一つの喜びとしたい。 勿論お城は閉門の時刻を過ぎていたので、天守閣を仰ぐ場所は捉えることができない。

 

 

36歳で彦根藩主となった井伊直弼の歌碑とその説明が先ず目に付いた。 

 

  

  

   

              

いろは松は築城当時48本植えたそうでいろは松の名を残しているが、現在は33本とのことだ。松の沿道に沿って歩くと中堀の桜が残照に浮かび上がっている。

今度は表門橋から内堀沿いに、大手門橋のところまでお堀の桜と、お堀に映った桜を、わずかな西日と、6時からライトアップした桜を、十分楽しみながら、それでも集合時間を気にしつつ、「春と夕暮れ」をお堀に浮かべた絶景をカメラに収めつつ散策することができた。

5つ目のビューポイントは、京都疎水の桜のライトアップだったが、添乗員さんの提案でそれを省いた代わりに、彦根城の桜のライトアップに時間を取りたいとのことに、バスの中で賛成の拍手が起こり、機転のきいた発案だったと、バスツアーを思い出しながら十分満足できたこの度のバス旅行だった。 (4月13日撮影)

お し ま い

今日の五條市の気温は県内で一番高く、28,2℃   13157 ( 汗だくウォーキング)

 

コメント
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