カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

季節限定 水鏡(みずかがみ)の郷

2013年06月06日 | ★ 日々の呟き

 

  

 4時になるともう外が明るくなってくる。冬だともう一眠りするところだが、起き出して前日の夕方ウォーキングのとき見ていて、明日早く起きられたら裏の道を歩いてみようと思っていたので、早速外に出た。

   

この日を逃しては周りがみんな『水』の風景は見られなくなる。農家の人が起きだして田植えが始まるまでに、水田に今日昇ったばかりの太陽を見ることができる。

季節限定しかも日にちさえ限定の、「水鏡の郷」は今朝快晴に恵まれて、出会えた風景だった。

 

  

 

  

水田は南に向かって開けている。

遠くの山は西吉野方面で、更に薄く遠く見えているのは奥吉野方面の山並みで、微かに白い靄のような雲が流れているのが美しい。

こんな早朝に外に出ることがなかったが、田植え前の水田の広がりを眺めて、今しか見られない水のある風景に囲まれた田園風景が、壊れることなく続いて欲しいと願いながら眺める。

 

  

「岡」という地区名が、水の行き渡った水面が今立っているところから、次第に遠くなるにつれ少しずつ低くなっていくことから、地形が「岡」であることが、この時期に一番よく分かるのが面白い。もっと高い位置から見れば、面積の広い棚田形式の水田なのだ。

 

 

いち早く太陽を浴びた、駅の北口へ下る道路沿いの水鏡。

気温の高い予報の1日の始まりだけれど、今は1枚上着を重ねて丁度よいくらい涼しい。

視界に入る水鏡がその涼しさを一層高めてくれる、始動前の穏やかな郷である。

 

 

畦道の少し広いところに、ひとかたまりの白い花が、昇ったばかりの太陽に照らされて光っている。

近づくと花菖蒲だ。たったこればかりの花だけれど、田圃の片隅に植えた人の優しさが見えるようだ。

これも裏の水鏡の郷の貴重な季節限定風景だ。(2013・06・05 早朝撮影)

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コメント (4)
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