朝、少しの間だったけれど、南のほうの山(西吉野町辺り)の山には、太い雲の帯が巻いていた。
低気圧の雨が昨夜から降り続いている上に、南の海には動きの怪しい台風が、こちらを睨んでいるようで、暫くは雨の上がるのは期待できない。
お出かけも、あかんなぁ・・・ ウォーキングも駄目だぁ
このように山が見えていたのは、つかの間だったようで 家事をして外を見ると、もう山はミルク色のカーテンを下ろしたようになって、何も見えない。
綺麗な雨傘があったら雨の日も、楽しい画面になるかもしれないよね、なんて独り言を言いながら、雷が鳴り出すまでに、画像に、絵文字を入れて少し遊んでみた。
映画で見た「雨に歌えば」の1場面が、雨傘の部分と歌だけが鮮明に蘇ってくる。ストーリーさえ忘れてしまったのに、このように突然記憶の中から出てくる場面は、その時きっと強烈な印象を受けたのに違いない。
農家の人がこの雨を喜んでいるとは思うものの、昨日の記事にした白いトマト畑と違って、私の部屋の南の田圃は、このように全くの耕作放棄田で、今年は草刈さえしてくれていない。トマトの所は、交通量の多い道路に面しているので、見る人は使用しなくなった田の利用をうまくしていると思うだろうが、外から見えない裏地には、こんな見苦しいままで放棄している田圃が多いのが事実だ。
喜んでいるのはカエルだけで、雨音に合わせカエルの合唱で、暫くは賑やかだ。
この夏ここの草が伸び放題になったら、虫や草の種が飛び交うことになるだろう。鬱陶しいと呟きまで鬱陶しくなってくる。こんな日はゆっくりのんびりするのが一番のようだ。