カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

久米寺の紫陽花 ブログ開設9年目の呟き

2013年06月13日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

まるで真夏のような空が、朝から頭の上に広がっていた。雨雲はみんな奥山のほうに流れて、多分雨は山にだけ降っているのだろうと、雲の流れを見ている。(本日の最高気温34・5℃ 午後9時現在室温29℃)

涼しいうちにお墓参りを済ませておいて良かった。お寺さんが月参りに来てくださるまでに、家事は全て終えてしまった。 

  

時間ができると、暑さを囲っているよりも、暑さの中に出て行ったほうが気が晴れるように思って、橿原市の久米寺へ紫陽花に出会いに行った。昨日も紫陽花、今日も紫陽花季節の花を求めて車を走らせた。

不動明王と紫陽花

 

 

多宝塔と紫陽花 

多宝塔の裾を包むように白い紫陽花が満開のときを迎えている。 

 

多宝塔と赤い紫陽花

つつじの刈り込みが花柄をつけて花の終わりを告げている。その前でバトンタッチをした赤い大きな紫陽花が、華やかに咲いている。紫陽花園の中ではカメラを持った人のグループが沢山見えていた。「ここからおふさ観音へはどう行けばいいのでしょう。」とお寺の人に訊ねていたが、暑い中の移動は大変だと思う。

 

カシワバアジサイ

私たちがいくら背伸びをしても、塔の高さには届かないわね~~~そんな会話でもしていそうな花たちが、それでも、どの紫陽花よりも背の高さのプライドを捨てないで、咲いているのも面白い。 

 

本堂の裏の紫陽花たち

水遣りのホースが幾筋も紫陽花園の足元に引いてある。こんなに雨の降らない時の紫陽花園の管理育成はずいぶん苦労されていることだろう。それでも花は、何とか元気な姿で迎えてくれるのは、閉門した後の水遣りのお陰に違いない。水が欲しいと葉っぱは訴えているのが、この辺りの日当たりの良い所で目に付く。

夕立でも降ってくれないかと久米寺の仏様たちにお願いしてお参りしてきた。 

 

  

帰りに御所市五百家の「自然の里レストラン」でピザとアイスコーヒで、昼食する。

テラスを見ながら、今日は私の「カフェテラス」を開設してから9年目になることを、感慨深く過ぎ去った9年間のあれこれに思いを馳せる。

「今日」という日を大切に呟きながら紡いできた足跡として、これからも細々と綴っていこうと改めて自分に誓った。

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コメント (6)
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